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商品説明
日本の大学は、グローバル化を背景とした新自由主義的改革と軍事志向が結びついて危機的状況を迎えている。大学崩壊につながりかねない岐路に立っているいま、原点に立ち返り、再生への道を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
大学の発祥は近代国家よりも早いと言われ、人類のために普遍的価値を探求するものと考えられてきた。しかし、国際社会の環境が変化したので、その原理は変わったという言説が喧伝されている。大学は、国家の教育政策に基づいて学長の「命令」によって業務を行う事業体と見做されているのだ。これでは、学問の自由と自治を基礎として学問研究と高等教育を行う場ではなくなる。
この十数年間における日本社会と大学の変貌は著しい。改憲に執念を燃やす勢力が跳梁し、社会保障、平和への願いには目もくれず、「戦争する国」に向けて跋扈する。過去の歴史や世界の流れに背き、虚偽とはぐらかし、事実の捻じ曲げや隠ぺい、あげくの果てに開き直りがまかり通っている。
大学崩壊の危機的状況に直面しているいま、原点に立ち返り、再生への道を探る。【商品解説】
目次
- 序にかえて
- 1 新自由主義大学改革の現局面
- 2 国家戦略としての大学政策
- 3 大学像再構築へのアプローチ
- Ⅰ部 新自由主義大学改革の形成と展開
- 第1章 新自由主義大学改革と国立大学法人
- 1 臨教審・大学審の大学改革政策、特に98年大学審答申と法人化問題
- 2 国立大学法人法の制定過程−文科省案と法人化法制との乖離
- 3 教育基本法「改正」前後以降の高等教育政策の転換
- 4 民主党政権下の大学改革政策と国立大学法人
著者紹介
細井 克彦
- 略歴
- 〈細井克彦〉1944年生まれ。東京大学大学院教育学研究科後期博士課程満期退学。博士(教育学)。大阪市立大学名誉教授。著書に「設置基準改訂と大学改革」など。
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