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目次
- はじめに
- この冊子の内容と解説
- 割合のむずかしさ,割合と1あたり量(2年,3年,4年),指導の流れについて,第1部,第2部,第3部の解説
- 第1部 ニンニンニンの新居方式
- 新居信正さんが提唱した基準量の見つけ方と,割合ミミズの式(かけ算の式)のことを指します。「ニンニンニンの新居方式」という名称は,新居さんの偉業をたたえてつけたものです。この方式を使えば,算数の教科書,割合の問題のほとんどが解けます。
- 第2部 ひろがる割合の世界
- ニンニンニンの新居方式は,割合の前につく〈の〉に注目して,割合ミミズの式を立てます。ところが,社会一般で使われている言葉は,〈の〉だけではありません。そこで,いろいろな言葉から基準量を見つけだします。
- また,百分率,歩合といった割合を表す言葉,たし算・ひき算を使う割合の問題も扱っています。中学生の理科でむずかしいといわれている「濃度」を,図で表して解くなど,1部の発展にあたります。
著者紹介
荒井公毅
- 略歴
- 1955年東京都に生まれる。1980年東京学芸大学卒業後,東京都で教員となる。国立八小,目黒七中以後,関口台町(文京),関原,上総湊健康学園,竹の塚(足立),菊川,中川(墨田)の各小学校をへて,2016年北区立柳田小学校で退職。教師になりたての頃仮説実験授業研究会で新居信正氏と出会い,「この人こそ師なり」と感じて,新居氏の授業を見るために徳島へ頻繁に通う。そして,新居氏の言葉づかいやしぐさまでもまねるようになる。以来どの研究会でも新居氏にピッタリくっついて,授業への姿勢や運営の仕方,水道方式についての考え方などを吸収しつづけ,「とことんまねをすることのすばらしさ」を実践してきた。また,仮説実験授業研究会の会員として板倉聖宣氏のもとで授業書作成に関わってきた。
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