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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/28
- 出版社: 現代企画室
- サイズ:23cm/342p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7738-2207-6
紙の本
中原佑介美術批評選集 第7巻 メディアとしての芸術−漫画・デザイン・写真・映像
著者 中原 佑介 (著),中原佑介美術批評選集編集委員会 (編集)
文明の踏み分け道で美術は人間の友たりうるか? 現代美術の地平を切り拓いた中原佑介の美術批評選集。第7巻は、メディア環境や技術の変化にともない領域を拡張していく芸術について...
中原佑介美術批評選集 第7巻 メディアとしての芸術−漫画・デザイン・写真・映像
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商品説明
文明の踏み分け道で美術は人間の友たりうるか? 現代美術の地平を切り拓いた中原佑介の美術批評選集。第7巻は、メディア環境や技術の変化にともない領域を拡張していく芸術について論じたテキストを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
[中原佑介美術批評選集第7巻]
中原佑介が、芸術と生活の変容を読み解く。
メディアの急速な拡張と社会の変化を芸術の側面から論じる、今なお新たな発見と刺激に満ちた先駆的な論考集。写真、映画やテレビの登場など、新しいメディア状況に対応して、美術はいかに変容したか。また、漫画、デザインなどに対して批評はどんなや役割を果たすのか。これからの芸術を考えるとき、再読すべきテキスト群を集成。
[目次]
第1章:メディアと芸術
テレビにおける美術
テレビにおけるアニメーション
芸術家の決断 テレビの記録性について
芸術と非芸術について マス・コミュニケーションを中心に
イメージの所有について
触覚の復権
記憶と記録についての小論
第二章:漫画論
青カビの合唱 日本の漫画
声なき肉体 漫画からアンチ漫画へ
第三章:デザインについて
一九五八・二科展商業美術部評
宣伝と美術の分裂 日宣美展 '58 の問題点
第九回「日宣美展」評 「ことば」と「イメージ」の問題を中心に
デザイナー とは何か デザインをめぐる諸考察
無用のデザインを ペルソナ展をみて
「転移」の思想 ソットサスのデザイン
印刷美術について
引き出し論 倉俣史朗の家具
八〇年代のイラストレーション
第四章:写真論
度のあわないめがね ザ・ファミリー・オブ・マン写真展
予感としての写真
「剰余」としての写真
コンセプト・フォト断章
現代美術と写真の交錯
プライベート・フォトの意味するもの 「わが家のこの一枚」をみて
写真への考古学的関心 関心を薄くする美学主義
第五章:映画・映像論
映画の「第四次元」
アニメーション映画の可能性
色彩に重ねた作者の思想 《赤い砂漠》と色彩
時間の拡張と映像の凋落
「見る」ことへの過激性 ジガ・ヴェルトフ論【商品解説】
収録作品一覧
テレビにおける美術 | 7−13 | |
---|---|---|
テレビにおけるアニメーション | 15−21 | |
芸術家の決断 | 23−31 |
著者紹介
中原 佑介
- 略歴
- 〈中原佑介〉1931〜2011年。兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科で理論物理学を専攻。1955年美術評論募集第一席入選を機に、美術批評の道に進む。美術評論家連盟会長などを歴任。
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