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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2010/02/08
- 出版社: 彩流社
- サイズ:22cm/539p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7791-1462-5
読割 50
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紙の本
ジェンダーの比較映画史 「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ
著者 川口 恵子 (著)
1930年代の植民地映画の特質をジェンダーの観点から探求。世界映画の歴史的・地政学的座標軸を設定し、植民地映画がナショナル・シネマとして形成される過程を浮上させる、「映画...
ジェンダーの比較映画史 「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ
ジェンダーの比較映画史
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商品説明
1930年代の植民地映画の特質をジェンダーの観点から探求。世界映画の歴史的・地政学的座標軸を設定し、植民地映画がナショナル・シネマとして形成される過程を浮上させる、「映画のアイデンティティ」をめぐる犀利な考察。【「TRC MARC」の商品解説】
「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ
資本主義の高度な発達によるグローバル化が加速した現代社会。猛烈に肥大化したハリウッド映画に代表された「映画理論」からも、グローバル化の陰で第三世界の国々に飛び火しつつある「ナショナリズムの論理」からも解放された、もうひとつの《空間》を作り出すことへの積極的な参画。本書の「映画読解行為」は新たな《闘いの場》を創造する。
(1)ナショナル・シネマとジェンダー(2)インディペンデント・トランスナショナル・シネマの可能性(3)植民地映画の系譜(4)フランス映画のアイデンティティ危機(5)植民地映画『望郷』分析(6)ベトナム革命映画の成立過程(7)南北分断のジェンダー化(8)革命映画とジェンダー(9)『インディア・ソング』アンヌ・マリー=ストレッテルの死(10)アイデンティティと政治性(11)白人植民ブルジョワ社会の終焉(12)声の導く時空間(13)『姓はヴェト、名はナム』政治的映画の製作(14)「ベトナム女性の声」の構築過程(15)国家とジェンダーの関係(16)声の中の「ホームランド」(17)ナショナル・シネマにおける国家/国民とジェンダー(18)新しい女性表象の創造。図版資料多数収載。【商品解説】
著者紹介
川口 恵子
- 略歴
- 〈川口恵子〉愛媛県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科学術研究員、慶應義塾大学、青山学院大学非常勤講師。著書に「映画に学ぶ英語」など。
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