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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/03/13
- 出版社: 彩流社
- サイズ:20cm/260,3p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7791-2568-3
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
レトリックと哲学 ケネス・バークからミシェル・フーコー
著者 中西満貴典 (著)
フーコー読みをへて、〈文字/声〉の区分を思考の補助線として位置づけ、伝達媒体の相違が「近代的知/ルネサンスの知」という分節とパラレルな関係にあることを主題化する。『岐阜市...
レトリックと哲学 ケネス・バークからミシェル・フーコー
レトリックと哲学
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商品説明
フーコー読みをへて、〈文字/声〉の区分を思考の補助線として位置づけ、伝達媒体の相違が「近代的知/ルネサンスの知」という分節とパラレルな関係にあることを主題化する。『岐阜市立女子短期大学研究紀要』他掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
レトリック(修辞学)研究においては、
言語の本質を、対義的概念とみなし、
その構造が出来事の矛盾の構造と
相応関係にあることを洞察しようとしている。
ケネス・バーク研究から始まり、伝達媒体の相異と、
表現のしかたや発想様式のちがいとの連関性に、
研究の焦点は移っているが、
本書でも、〈文字/声〉の対比において、
それぞれのモード(表現形式や思考様式)の特性を
浮びあがらせることに専心する。
そして、これを契機に、目的物の探究のための資源が
ジャンル横断的にひそんでいることに気がつくことになる。
〈文字/声〉の分節によって、さまざまな分野の問題
――文学批評、思想史、科学哲学等――を切りとることが
できるのではないか。
伝達媒体のちがい――〈文字/声〉あるいは、
それに対応する身体感覚のちがい(視覚/聴覚)――が、
各時代の表現形式やそれにともなう思考の様式と
なんらかの関係があるのではないか、という直観。
それは、時間的スケールをひろげ、
ルネサンス期までの自然哲学と、
いわゆる近代科学のそれぞれの「知」の在りかたそのものを、
考えることを促すのである。
本書は、フーコー再読から、やがて
〈文字/声〉の区分が、
「近代的知/ルネサンスの知」という分節と、
パラレルな関係にあることが主題となっていき、
とりわけ、研究方法としては、本書構成上、
異なる対立軸の中間に、ジャンルをまたぐ論考を配置することで、
主題を複合的重層的に考察していくことを試みて行くものと
なっている。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 不調和の調和
- 序
- 第一章 ケネス・バーク研究(1)提喩概念の射程
- 第二章 ケネス・バーク研究(2)言語の弁証法的構造と主体概念の形成
- 第Ⅱ部 思考モードとしてのレトリックの可能性
- 序
- 第三章 レトリック批評におけるメトニミーの可能性
- 第四章 機械化された思考に対置される口承的世界の可能性
- 第五章 〈哲学/レトリック〉の反転の可能性
- 第Ⅲ部 オラル世界を知るための「装置」−序奏−
著者紹介
中西満貴典
- 略歴
- 〈中西満貴典〉1953年愛知県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。博士(学術)。岐阜市立女子短期大学英語英文学科教授。専門はレトリック批評、記号論。著書に「追憶の日米野球」。
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