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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/05/11
- 出版社: 彩流社
- サイズ:19cm/362p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7791-2874-5
読割 50
紙の本
「精神分析」と反「精神分析」 フロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリ
著者 金子 淳人 (著)
現代思想家の中からフロイト、ラカン、ドゥルーズ、ガタリを取り上げ、「精神分析」VS反「精神分析」という視点から問う。その基本思想読解と、最後期フッサールの生の立場や普遍主...
「精神分析」と反「精神分析」 フロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリ
「精神分析」と反「精神分析」
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商品説明
現代思想家の中からフロイト、ラカン、ドゥルーズ、ガタリを取り上げ、「精神分析」VS反「精神分析」という視点から問う。その基本思想読解と、最後期フッサールの生の立場や普遍主義読解による現実格闘・現実変更の試み。【「TRC MARC」の商品解説】
~フロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリ~
現代思想家の中からフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリについて、「精神分析」VS 反「精神分析」という視点から問う。本書では四人の基本思想をあえてくどくどしい書き方で行う。そのうえでそれぞれに「問題提起」を行う。そうした「問題提起」について、各篇ではそれぞれの思想家の基本思想の紹介を繰り返し述べる。その背景の一つとして、講義において学生への「基本が大事」という思いを込めた教材として著した。もう一つの背景は、「思想」を担う者にありがちな「うわ滑り」を避けることを意図した。こうしたことに基づき、四人の思想家について一定の在り方で、「際立った」主張を中心に、次のことを願いながら検討した。幾分なりとも「現実」との格闘を生み、「現実」を変える。そして本書におけるフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリの主題化は次の問いに基づく。拙著『現象学の再生』(2018年) において述べた、最後期のフッサールにおけるフロイトからの影響、そしてフロイトの思想を限定した在り方で展開することに基づく独特な「生」の立場、さらには独特な「普遍主義」についての主張を踏まえ、「現代思想」をめぐってどのようなことが言えるのか、 そしてどのようなことが展望できるのかを「問題提起」する。【商品解説】
目次
- 第一篇 フロイト
- 序 フロイトを、どのようにとらえるか?
- 第一章 フロイトの基本的「思想」その1
- 第二章 フロイトの基本的「思想」その2
- 第三章 フロイトの最終的「思想」をめぐって
- 第二篇 ラカン
- 序 ラカンを、どのようにとらえるか?
- 第一章 ラカンの基本的「思想」その1
- 第二章 ラカンの基本的「思想」その2
- 第三章 ラカンをめぐる問い
著者紹介
金子 淳人
- 略歴
- 〈金子淳人〉早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学)研究指導修了退学。専修大学文学部所属兼任講師(哲学、倫理学、現代思想等)。著書に「現象学の基底」「現象学の展開」「現象学の再生」など。
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