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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/04/03
- 出版社: 彩流社
- サイズ:19cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7791-7089-8
紙の本
米比戦争と共和主義の運命 トウェインとローズヴェルトと《シーザーの亡霊》 (フィギュール彩)
著者 大井 浩二 (著)
シーザー主義(帝国主義)の亡霊に絶えず晒されてきた共和国アメリカが、帝国主義国家に変貌した最大のきっかけである米比戦争。政治家と小説家を両極に配置して、この戦争の本質に、...
米比戦争と共和主義の運命 トウェインとローズヴェルトと《シーザーの亡霊》 (フィギュール彩)
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商品説明
シーザー主義(帝国主義)の亡霊に絶えず晒されてきた共和国アメリカが、帝国主義国家に変貌した最大のきっかけである米比戦争。政治家と小説家を両極に配置して、この戦争の本質に、歴史的、文化的な角度からアプローチする。【「TRC MARC」の商品解説】
シーザー主義(=帝国主義)の亡霊に絶えず晒されてきた
共和国アメリカ……。
1776年に誕生した美徳の共和国アメリカが、その対極に
位置する帝国主義国家に変貌した最大のきっかけが、
1899〜1913年の米比戦争である。
米比戦争の本質に迫るのは、共和国という振り子が
共和主義から帝国主義へと大きく振り切った状態である
現在のアメリカ合衆国そのものを知ることでもある。
本書では、政治家セオドア・ローズヴェルトに代表される
帝国主義者たちと小説家マーク・トウェインに代表される
反帝国主義者たちを両極に配置して、
アメリカ文学研究の大家が、歴史的、文化的な角度から
米比戦争の本質にアプローチする。【商品解説】
目次
- プロローグ――米比戦争とは何だったか
- 第一章 平和のための膨張――セオドア・ローズヴェルト
- 第二章 共和国アメリカのゆくえ――反帝国主義連盟の論客たち
- 第三章 国民的作家の変身――マーク・トウェイン
- 第四章 星条旗はためく下で――聖戦意識と残虐行為
著者紹介
大井 浩二
- 略歴
- 〈大井浩二〉1933年高知県生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。関西学院大学名誉教授。著書に「内と外からのアメリカ」「エロティック・アメリカ」「センチメンタル・アメリカ」など。
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