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商品説明
みづうみの水減つてゐる野菊かな 春の雪手帖ぬらしてやみにけり 海苔船にホースの水をとばしけり こだましてゐるや九月の扇風機 299句を収録した第2句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第二句集
人を呼ぶ手の中にあり蕗の薹
俳句という詩型が、一見なんの起伏もない私たちの日常の中に、実は限りなく感動や不思議があるのだということに気づかせてくれる。
『たう』は、そのことを教えてくれる句集だと思う。
(栞より・石田郷子)
◆自選十句
みづうみの水減つてゐる野菊かな
種池やまばたきほどの波生まれ
虫売の横にさつきの子が屈む
ひとりとは先生のこと霜柱
見覚えの日だまりのある野菊かな
人を呼ぶ手の中にあり蕗の薹
風よりも水にふるへる稲の花
人形のやうに腰かけ海の日よ
こだましてゐるや九月の扇風機
なで肩のいまもなで肩みなみかぜ【商品解説】
目次
- Ⅰ 5
- Ⅱ 21
- Ⅲ 49
- Ⅳ 75
- Ⅴ 105
- Ⅵ 137
- あとがき
著者紹介
市川 薹子
- 略歴
- 1945年 高知県須崎市生まれ
1985年 俳誌「青」入会
1991年 波多野爽波主宰死去により「青」終刊
2007年 第1句集『おほきな息』刊
2009年 俳誌「椋」入会
2012年度 第4回「椋年間賞」受賞
現在 「椋」会員
俳人協会会員
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