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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/05/25
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:20cm/180p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-1055-5
- 国内送料無料
紙の本
木の葉舟 句集
著者 小林 都史子 (著)
ブランコを横に揺らして反抗期 悔を残さぬ枯れざまの蓮かな 門扉うち白玉砂利の淑気かな 余命とは付録の如し冬銀河 平成7年から29年までの作品をまとめた第2句集。【「TRC...
木の葉舟 句集
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商品説明
ブランコを横に揺らして反抗期 悔を残さぬ枯れざまの蓮かな 門扉うち白玉砂利の淑気かな 余命とは付録の如し冬銀河 平成7年から29年までの作品をまとめた第2句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第二句集
終止符をつけそこなひて法師蟬
秋になって鳴き出す法師蝉。ここを先途とピリオドを打つ間もないとは、言い得て妙。
素直で大らかな句の中に、右のような季語の本質をつく句があって、立ち止まらせる。
(帯より・鷹羽狩行)
◆鶴岡加苗抄出十句
縋りつくまなざしのこし流し雛
涅槃変われも図中にある思ひ
祖母の手に負へぬ質問春休み
しぐるるや屋久杉どれも歓喜相
どうしても欲しき一輪お花畑
花野行く空にもあまた雲の花
柩には楽譜に煙草革ジャンパー
綿虫にある一寸の力かな
ひとところくれなゐに反り木の葉舟
余命とは付録の如し冬銀河【商品解説】
目次
- 平成七年~九年 5
- 平成十年~十二年 35
- 平成十三年~十五年 63
- 平成十六年~十八年 81
- 平成十九年~二十一年 101
- 平成二十二年~二十四年 123
- 平成二十五年~二十九年 143
- 跋・鶴岡加苗
- あとがき
著者紹介
小林 都史子
- 略歴
- 大正15年3月 ジャワ生れ
昭和18年 私立横浜紅蘭高等女学校卒
(現横浜雙葉学園)
昭和57年 「狩」入会
昭和61年 毎日俳壇賞受賞
昭和63年 東京出版全国俳句大会大会賞受賞
平成3年 「狩」同人 俳人協会会員
平成7年 第一句集『彩』出版
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