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商品説明
水枕取れたる人に小春かな 子規、虚子、青邨という近代俳句の流れを汲み、実直な写実を旨とする句風を磨いてきた著者の第1句集。平成2年から29年までの、俳誌に掲載された句の中から463句を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
潮騒を仄かに聞きて西瓜畑
俳句の基本は「見ること」だと一般に考えられているようだが、耳を澄まして聞く、ということも同じくらい大切である。
(序に代えて・岸本尚毅)
◆自選十五句より
まだ白き富士を窓辺に雛の間
迫り出せる下枝の花やボート漕ぐ
梨の花夜風に傷むことなかれ
庭苔の光の粒や梅雨晴間
空蝉を風のをしへてくれにけり
遊船の水尾月光を長く曳き
手を離れ灯籠波に乗りにけり
椎の実やフランス山を登り来て
十三夜濡るるがごとき屋根瓦
水枕取れたる人に小春かな【商品解説】
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