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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/26
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:20cm/96p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-1119-4
紙の本
燦々と 安藤まさみ詩集
著者 安藤 まさみ (著)
偶然なんて哲学のようなもの そう言ったら叱られるかしら あの哲学者に いまごろは一日話し疲れて眠っているだろう そのとなりで 小柄な老人が 青い闇のなかを見ている(「青い...
燦々と 安藤まさみ詩集
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商品説明
偶然なんて哲学のようなもの そう言ったら叱られるかしら あの哲学者に いまごろは一日話し疲れて眠っているだろう そのとなりで 小柄な老人が 青い闇のなかを見ている(「青い闇のなかを」より) 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆新詩集
「誰でもみんな、語るべき物語をもっているのです」とルイーズ・ブルジョワは言う。
私はそれを語ることができただろうか。
(「終わりに」より)
◆「つゆくさ」より
山の斜面いっぱいに咲きみだれるつゆくさ
流れる小川の両岸に咲きこぼれるつゆくさ
女たちは愛しただろう
藍色の普段着
細い帯をきりりとしめて
さわやかな着心地をたのしんだ日日
花のいのちは短くて
コップの水に入れると
その死が透けてみえるほど
花は咲いているだけで美しいのに
残したいものもあるのだった【商品解説】
著者紹介
安藤 まさみ
- 略歴
- 一九三七年、台湾高雄市生れ
詩集
『ナイルの犬』(一九九〇年 不動工房)
『草駅』(一九九五年 詩学社)
『いつも見えない箱を』(二〇〇一年 人間社)
『七月の猫』(二〇一一年 ふらんす堂) 中日詩賞新人賞受賞
『ルイス・キャロルのように』(二〇一四年 ふらんす堂)
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