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商品説明
やはやはと萌えし蓬に触れてみし 踊る手に念珠のひかる風の盆 夏草や標石なる舟つなぎ 越天楽流るる御堂初閻魔 昭和63年から平成30年までの句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
ヨットの帆色失へる遠さかな
沖へ出たヨットの帆は、もし晴天であれば紛れることはなかったであろうが、曇天で水天朦朧としていたが故に、白い帆も紛れてしまったのだ。そうした情景が、奥行きをもって余韻深く詠まれている。
(序・鈴木貞雄)
◆自選十句
茶の花を愛でて心の通ひけり
万蕾の泡立ちてきし古白梅
葉の包みきれざる母の柏餅
夏萩の蝶呼ぶほどに咲いてをり
閻王に睨まれてゐて涼しかり
ひと色はみづうみの色秋の虹
ヨットの帆色失へる遠さかな
のほほんと踏みし木の実の命かな
身に添ひぬ母の手織りの秋袷
をりしもの満月屋根に村歌舞伎【商品解説】
著者紹介
相川 シマ
- 略歴
- 昭和15年9月26日埼玉県生
昭和63年 「若葉」入会
平成4年 三越カルチャー俳句教室
鈴木教室入門
平成14年 「若葉」新人賞受賞
「若葉」同人・俳人協会会員
平成18年 第13回俳人協会俳句大賞準賞受賞
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