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商品説明
太箸といふ厳粛をいまさらに 東京の夏やもつとも壕の水 なんとなく心緊まりて大晦日 2018年の365日を俳句と文章で綴る。ふらんす堂ホームページ『俳句日記』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
◆シリーズ最新作
昭和二十年五月の空は澄んでゐた
昭和二十年の五月はどのような暮しをしていたか、それを思う時がある。
空襲で焼け出されて、焼トタンで掘立小屋をつくり、しゃがむような格好で、訳のわからぬ「代用食」(芋や大豆の炒ったもの)を食べていた筈だった。
工場等は空襲で焼けて零、空気はきれいだった。そんな環境でも希望はあった。
映画監督になりたかった。だから米の飯が一粒もなくても希望はあった。
◆あとがきより
その日に在った事や心境を綴った上での一句である。つかず離れずして、それとなくエッセイと俳句がなじんでいる。
「そして、今」、多少の気負いと大きな「俳句日記」への熱い思いにひたっている。【商品解説】
著者紹介
大牧広
- 略歴
- 昭和六年東京生れ
昭和四十七年 「沖」新人賞受賞
昭和五十八年 「沖」賞受賞
平成元年 「港」創刊主宰
平成十七年 「俳句界」特別賞受賞
平成二十一年 第六十四回現代俳句協会賞受賞
平成二十七年 第三十回詩歌文学館賞受賞 第四回与謝蕪村賞受賞
第三回俳句四季特別賞受賞
平成二十八年 第十五回山本健吉賞受賞
平成三十一年 第五十三回蛇笏賞受賞
句集『父寂び』『某日』『午後』『昭和一桁』『風の突堤』『冬の駅』『大森海岸』『正眼』『地平』『朝の森』
評論集『能村登四郎の世界』『いのちうれしき』他
現代俳句協会会員 国際俳句交流協会会員
日本ペンクラブ会員 日本文藝家協会会員
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