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商品説明
夫の忌もくれなゐを濃く百日紅 帰りには父の荷となり捕虫網 母の日や子は風のごと来て帰り 冬めくや棘もつものの野にふえて 昭和58年〜平成30年の『狩』所載の作品から306句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
手に負へぬ嵩となりけり干蒲団
「手に負へぬ」と嘆くどころか干蒲団のふくらみ、ぬくみを喜んでいるのである。
本集には〈露けしやそのうちといふ時はいつ〉など、季語の選択の絶妙の句があって楽しい。
(帯・鷹羽狩行)
◆鈴木伊都子抽出
憂きことのまつはる髪を洗ひけり
寝るまでを読んで聞かせて端午の日
母の日や子は風のごと来て帰り
家を出るときから駆けて運動会
山粧ふ岩場は岩の白をもて
お隣と垣なきくらし菊括る
鵙の声言ふべきことははつきりと
石蕗咲くやよろこびごとは控へ目に
曝書して理数に疎き家系なる
封筒のこの膨らみは新茶かも【商品解説】
著者紹介
倉本 倶子
- 略歴
- 昭和14年 東京生まれ
昭和58年 「狩」入会
平成9年 「狩」同人
平成11年 俳人協会会員
平成30年 「狩」終刊
平成31年 「香雨」同人
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