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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/02/06
  • 出版社: 思文閣出版
  • サイズ:21cm/203,5p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7842-1931-5
  • 国内送料無料

紙の本

岡倉天心五浦から世界へ 茨城大学国際岡倉天心シンポジウム2016

著者 茨城大学社会連携センター (編),五浦美術文化研究所 (編)

東洋の美術を世界に知らしめた岡倉天心が晩年を過ごしたのは、都会から離れた五浦だった。五浦の六角堂と「茶の本」から天心の思想をひもとき、「天心とは何者か?」に迫る。2016...

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岡倉天心五浦から世界へ 茨城大学国際岡倉天心シンポジウム2016

税込 3,520 32pt

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商品説明

東洋の美術を世界に知らしめた岡倉天心が晩年を過ごしたのは、都会から離れた五浦だった。五浦の六角堂と「茶の本」から天心の思想をひもとき、「天心とは何者か?」に迫る。2016年9月開催のシンポジウムをもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

 東洋の美術を世界に知らしめた岡倉天心が晩年の10年間を過ごしたのは、都会から遠く離れた茨城の北端・五浦(いづら)であった。太平洋を臨む岸壁に六角堂を構えた天心は、五浦とボストンという真逆の環境を往復する生活の中で何を思い、『茶の本』を書いたのか。五浦での生活と思索は、天心に何をもたらしたのか。
 2016年9月に行われた国際シンポジウムの記録を再構成し、書籍化。シンポジウム2日目に行われた、「天心遺跡」を訪問するツアー「北茨城市 五浦探訪」や「オペラ『白狐』ハイライト」などの記録も収載。附録として、2011年の東日本大震災で流出した六角堂の復元記録、天心の主要な遺品の解説をカラーで掲載。六角堂と『茶の本』から天心の思想をひもとき、「天心とは何者か?」に迫る。【商品解説】

目次

  • はじめに―「五浦から世界へ」(藤原貞朗)
  • 【シンポジウム1日目】 
  •  1日目プログラム
  •  主催者開会挨拶 (三村信男)/開会挨拶 (那波多目功一)
  •  〔記念講演1〕岡倉天心と文化財(青柳正規)
  •  〔記念講演2〕岡倉覚三とボストン美術館―東西の出会い (アン・ニシムラ・モース)
  •  〔講演1〕スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心―インドと日本の架け橋 (スワーミー・メーダサーナンダ)

収録作品一覧

岡倉天心と文化財 青柳正規 著 17−27
岡倉覚三とボストン美術館 アン・ニシムラ・モース 著 29−44
スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心 スワーミー・メーダサーナンダ 著 45−62

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評価内訳

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紙の本

岡倉天心は五浦で隠居したのではない。

2018/09/03 19:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:金山-Kinzan - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は2016年に行われた「茨城大学・国際岡倉天心シンポジウム」の内容をベースにまとめたものである。

本書の内容はおおむね二つある。

1つはタイトル通り、このシンポジウムの内容を紹介したもの。

2つめは、東日本大震災で流失した六角堂の再建の記録である。

シンポジウムは二日間に渡り、6つの講演の内容を中心に紹介している。

スワーモー・メーダサーナンダ氏の「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心」(副題はインドと日本の架け橋)は、岡倉天心がインドの人びとと交流していた意外な一面を知ることができる。

「(岡倉天心自身は)貴重なインドの経験と印象について、ほとんど記録を残しておらず、後世にも伝わっていない」

岡倉天心のインドの文化人との意外な交流がわかる。

小泉晋弥氏の「六角堂と茶の湯のはたらき」では、東京美術学校の制服である「道服」姿の岡倉天心の写真が見れる。同講演で氏は語る。

「世界での名声は拡大しているのに、日本国内での存在感は矮小化される。

1970年代に、草間彌生、オノ・ヨーコ、デヴィ夫人が「日本三怪女」と揶揄されていたことを思い出す。

羨望と称賛と揶揄が入り混じる複雑なまなざしだった。

明治の日本人にとって、岡倉も同じように受け止められていたのではないか。

その服装は…」

横山大観が着るのを恥ずかしがったという。その「制服」(道服)は、奈良時代の官僚の制服を模して作ったそうだが、当時でも今でもコスプレにしか見えない。

岡倉天心はこの「道服」を、海外で好んで着たため、かなり奇抜に思われていた。



一般に、岡倉天心が「五浦に隠居した」というイメージを持たれていることに異を唱える。

本書を読めば、天心は最後の10年間を五浦に過ごしたが、隠居したのではないし、ましてや落ちぶれたのでもないのがわかる。

実際にはその逆で、岡倉天心は活動の場を海外に移した。そのため国内の人には、一線を退いたように見えたのである、と。

「一年の半分はボストンにいた。五浦は休息の場であった」


そして2つめは「附録」として六角堂の再建記録を記している。けっして附録ではない。

東日本大震災で流失してしまった六角堂の再建を望む声は、国内ばかりか国外からもあった。その再建に向けてのプロジェクト、海底調査から始まった。

今回の六角堂再建の特筆すべき点は、

「岡倉天心が愛したそのままの姿を再現した」点にある。

実は、流失前の我々の記憶に残る六角堂は、創建当初の姿ではなかった。昭和の時代に老朽化などの理由から改修した時、諸般の事情で創建当初と違う姿になった箇所があった。

「創建当初の姿を復元する」

六角堂の大きな板ガラス。当時の日本ではそんなに大きい板ガラスを製造している所はなく、天心の指示でボストンから取り寄せた。現在では、当時と同じ製造方法で作られているガラスがなく、イギリスから輸入した。

「本県でも人口減少が心配される。

そうした時に私たちの地域で世界と交流して日本の文化の深い意義を世界に発信した天心の思想を学ぶことは大変意義がある」

官民挙げての取り組んだこのシンポジウムへの意気込みが伝わってくる一冊である。

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