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商品説明
燃料電池自動車の発売が秒読みに入り、石油経済から水素経済への転換は現実となりつつある。本書は、世界各国の水素経済への移行の動き、燃料電池技術の最新情報をもとに、日本における「水素経済革命」を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山本 寛
- 略歴
- 〈山本寛〉1940年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科航空学科修士課程修了。リコー時計(株)、ヤマハ発動機(株)を経て、現在は静岡理工科大学非常勤講師、技術ジャーナリスト。
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紙の本
技術革新が経済を変える
2003/04/30 09:31
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投稿者:KAZU - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンパクトにまとまった「水素」に関する最近の技術革新、経済への波及、そして日本の置かれた立場を示した「啓蒙書」である。
昨今にわかに注目を集めている、水素自動車や燃料電池など、なぜ世界中で水素にまつわる技術がマスコミに取り上げられているのか? さらには今後どう進んでいくのか、あまり詳しく難しく技術を解説することなく、大枠として取り上げているところに好感が持てる本書である。
しかしながら著者は技術者、研究者であり、文章の端々に見られる経済批判のコメントは少し稚拙に感じる。本来ならば、中野不二男氏をはじめとする「科学技術ライター」が本書で取り上げているような手法、すなわち、科学技術が実際の生活にどう影響を及ぼすのかを示す必要があるのであろう。
材料研究者である私自身は、本書のような「生活者」の視点で書かれた技術啓蒙書は、次の研究材料ネタを発案する上で非常に役に立っている。