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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/02
- 出版社: 新泉社
- サイズ:19cm/355p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7877-1902-7
紙の本
国境の医療者
著者 メータオ・クリニック支援の会 (編),渋谷 敦志 (写真)
タイ・ミャンマー国境の町で、難民・移民に無償診療を提供する「メータオ・クリニック」。そこへ国際ボランティアとして赴任した日本の医療従事者たちが、戸惑い、傷つき、成長し、交...
国境の医療者
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商品説明
タイ・ミャンマー国境の町で、難民・移民に無償診療を提供する「メータオ・クリニック」。そこへ国際ボランティアとして赴任した日本の医療従事者たちが、戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
タイ・ミャンマー国境の町で30年にわたり、難民・移民に無償診療を続けている「メータオ・クリニック」。
国際ボランティアとして、体当たりで赴任した日本の医療従事者たちが、現地スタッフや患者とともに戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた10年間を綴った珠玉のリレーエッセイ。
◎渋谷敦志氏(本書収録「いのちを支えるつながりを見つめて」より)
〈医療がそこにある。医療者がそこにいる。ただそれだけの事実が、わらにもすがる思いでやってくる患者たちをどれだけ勇気づけていることだろう。「メータオ・クリニック支援の会(JAM)」の活動は、国境という困難を生きる民、文字通りの「難民」たちの生を肯定するエールになっていたし、参加するメンバー一人ひとりが思いやりと行動力を兼ねそなえた愛すべきヒューマニストだと思う。ただ、裏方から支えることに徹するJAMにはそのことを鼻にかけてアピールする人はいないので、代わりにぼくがメンバーへの敬意も込めて、この場で読者に伝えておきたい。〉
◎リレーエッセイ執筆者
田邉文(医師/2009〜2010年)、前川由佳(看護師・保健師/2011〜2013年)、田畑彩生(看護師・保健師/2012〜2014年)、鈴木みどり(看護師/2014〜2015年)、神谷友子(看護師・保健師/2015〜2017年)、齊藤つばさ(看護師・保健師/2017〜2018年)、梶藍子(看護師/2007〜2009年)
〈それぞれの人がそれぞれの事情を抱えながら、国境を越えクリニックにやって来る。帰る場所がある人もない人も、ここで治療し、働き、ほかの患者を助け、まるでここが自分の家のように生活している。〉…………本文より【商品解説】
目次
- [Ⅰ] 国境の難民診療所 〜体当たりの医療支援〜
- 「メータオ村」で過ごした日々(2009.6-2010.8)
- 田邉 文(第二代派遣員/医師)
- [Ⅱ] 国境の医療者たち 〜なんでも屋、ときどき看護師〜
- 国境の医療者たちの強さと優しさ(2011.8-2013.9)
- 前川由佳(第三代派遣員/看護師・保健師)
著者紹介
メータオ・クリニック支援の会
- 略歴
- NPO法人メータオ・クリニック支援の会(JAM:Japan Association for Mae Tao Clinic)は、タイ北西部、ミャンマー国境の町メソットにある「メータオ・クリニック」を支援するための国際NGOとして2008年3月に設立。2013年9月にNPO法人化。
医療人材派遣と技術支援、院内感染予防と啓発活動、看護人材の育成、移民学校での保健活動、医療物資や設備の支援などの活動に取り組んでいる。また、移民学校の設備支援や文化交流活動など、「医療だけでない支援の実現」をモットーにしており、国籍・宗教・民族・政治的立場にかかわらず、求める人びとすべてを支援対象とし、現地の人を中心とした「続けられる支援」を行っている。
メータオ・クリニック(MTC:Mae Tao Clinic)は、ミャンマーからタイに逃れてきたシンシア・マウン医師らが1989年に開設。設立以来、軍事政権による迫害・弾圧などによってタイに逃れて来た人びとや、貧困によりミャンマーでは医療を受けられない人びとのために、必要な医療を無償で提供し続けている。
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