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商品説明
万葉集はいかにして「日本人の心のふるさと」になったか? 民族が誇る国民歌集といわれる万葉集。文学史を博捜し、緻密な論理で、国民国家・民族と、文化装置としての古典「万葉集」誕生との不可分の関係を跡づける。【「TRC MARC」の商品解説】
私たちは「万葉集」についてどういうイメージをもつだろうか。大多数の人にとってそれは、「天皇から庶民まで」が「質朴な感動を雄渾な調べで真率に表現した」、日本民族が誇る国民歌集というものではなかろうか。著者は、万葉集についてのこの強固なステレオタイプのイメージはいかにして出来上がったかを問い、 古典が明治近代の国民国家の文化装置として成立したことを、文学史を博捜して緻密な論理で跡づける。【商品解説】
目次
- ◆目次
- はじめに
- 第一章 天皇から庶民まで――『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系
- 一 国民歌集の構造
- 二 子規の再発見という通念
- 三 金属活字版『万葉集』の出現
- 四 一八九〇年という画期
- 五 国民の全一性の表象
- 第二章 千年と百年――和歌の詩歌化と国民化
- 一 国民歌集の前史
著者紹介
品田 悦一
- 略歴
- 〈品田悦一〉1959年群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国語国文学)単位取得修了。専攻は上代日本文学。東京大学教授(大学院総合文化研究科)。著書に「斎藤茂吉異形の短歌」など。
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