「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【やまなし文学賞研究・評論部門(第28回)】東京帝国大学英文学科講師夏目金之助の試行錯誤の軌跡を、受講した学生たちのノートから考察。「文学論」から見た小説家夏目漱石のはじまりと、没後に本格化する「文学理論家」としての夏目漱石像のはじまりとを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
難解で知られる漱石『文学論』だが、講義を聴いた学生たちのノートから考察すると、公刊されたものはかなり不完全であることがわかる。そこから『文学論』の実像に迫り、『草枕』などの初期創作との影響関係を探る。『文学論』初めての本格的研究書。【商品解説】
目次
- 第一部 東京帝国大学文科大学英文学科という環境
- 第一章 新帰朝者夏目金之助
- 第二章 帝大生と「文学論」講義
- 第三章 「形式論」講義にみる文学理論の構想
- 第二部 「文学論」講義と初期創作
- 第四章 シェイクスピア講義と幽霊の可視性をめぐる観劇慣習
- 第五章 《描写論》の臨界点
- 第六章 「間隔的幻惑」の論理
- 第七章 「集合的F」と「識域下の胚胎」
- 第三部 『文学論』成立後の諸相
著者紹介
服部 徹也
- 略歴
- 〈服部徹也〉1986年東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。大谷大学任期制助教。専門は日本近代文学、文学理論。
関連キーワード
あわせて読みたい本
この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む