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商品説明
ダビデの後継者ソロモンは王国の絶頂期をつくるが、次第に「地上の王は神の代理に過ぎない」という考えを失い、王はついに神の意志に背きはじめる−。「ギリシア語聖書」の中の一書「列王記」の日本語訳。【「TRC MARC」の商品解説】
神なる王たちとイスラエルの民の王国の400年間にわたる衰退の歴史
ダビデは後継者にソロモンを指名した。ソロモンは王国の絶頂期をつくるが、王を戴いたイスラエルの民は、次第に「神こそが王のなかの王であり、地上の王はその代理に過ぎない」という考えを失い、そして王はついに神の意志に背きはじめる。イスラエルの民の歴史書、最終幕へ。【商品解説】
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エホヤキンの出て来ない列王記
2019/07/18 22:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何故かエホヤキム王とネフシュタの王子でバビロンにネブカドネザル2世の賓客として連れて行かれたエホヤキン王について「王ヨーアキム(二世)」という小見出しがついて、本文注にも説明していない。エレミヤ書やエゼキエル書では「イェホヤキン」と注釈を入れているのに、何故こんな事にしたのか?ここは痛いところだ。
まるで邦訳者とは不仲であるはずの田川建三訳のフィリピ書で国民国家や国籍という概念がないはずのユリウス・クラウディウス朝期にパウロが書いているのに「我々の国籍は天にある」と大正改訳・口語訳そのままで分冊版では何の注釈を入れていないのを連想する。
ラブシャケがエルサレムの住民に向かって「ユダの言葉」で語った箇所の註釈で「岩波版の訳者はここで長い注を付しているが、それは意味不明の内容である」と批判している。岩波版の該当箇所は「もしもラブ・シャケがイスラエルの出身でヤハウェを信じる者であるとすれば彼はかつてアッシリアに捕囚として連行されたイスラエル王国の貴族の血を引く者であった可能性も十分に考えられ、彼の言葉はさらに意味を増すものとなる」だから、「意味不明」とは思えないのだが。