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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/03/27
- 出版社: 新評論
- サイズ:21cm/252p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7948-1120-2
紙の本
筑後川まるごと博物館 歩いて知る、自然・歴史・文化の143キロメートル (久留米大学経済叢書)
筑後川流域全体を屋根のない博物館とみなし、地域を訪れて自然や生活そのものを鑑賞・体験するエコミュージアム「筑後川まるごと博物館」。設立の経緯と活動、流域の概要、徐福渡来か...
筑後川まるごと博物館 歩いて知る、自然・歴史・文化の143キロメートル (久留米大学経済叢書)
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商品説明
筑後川流域全体を屋根のない博物館とみなし、地域を訪れて自然や生活そのものを鑑賞・体験するエコミュージアム「筑後川まるごと博物館」。設立の経緯と活動、流域の概要、徐福渡来から近代までの歴史、自然と風土などを紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
屋根のない博物館へようこそ!
全流域を見て、歩いて、体験できる壮大な野外エコミュージアムの魅力を伝える初のガイドブック。
阿蘇山に発し、熊本から大分、福岡、佐賀を貫いて有明海に注ぐ九州最大の河川・筑後川。流路延長143キロ、流域面積約2860平方キロに及ぶその流域で、いまユニークな試みが展開している。久留米大学やNPO法人筑後川流域連携倶楽部など産官学民が連携し、流域を一体的にとらえ、持続可能で質の高い地域生活の実現に向けてさまざまな事業や活動を行うもので、その全体を「筑後川プロジェクト」と総称している。環境保全、文化の保護育成と継承、社会的連携などを総合的に推進するこのプロジェクトの根底にある精神は、「遊び」と「学び」と「仕事」を分離することなく、それらの共存・一体化を通じて創造性を発揮することである。このうち「学び」の領域を担うのが、本書で紹介する「筑後川まるごと博物館」だ。
この博物館は、筑後川流域全体を「屋根のない博物館」とみなすエコミュージアムである。流域に暮らす人々の生活、自然、社会のなりたちや歴史を調査し、自然・文化・産業遺産などを保存・育成・展示している。従来型の博物館とは異なり、自然や地域にじかに触れ、体験できるのが最大の特色だ。
運営は学芸員からなる運営委員会を中心として、流域の民間団体、国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所、一般社団法人北部九州河川利用協会との連携のもとで行われている。さらに久留米大学で公開講義「筑後川流域社会経済論」を開講するなど、学芸員養成の役割も果たしている。
本書は、この博物館設立の経緯とその活動を詳しく紹介したものである。徐福渡来や邪馬台国などの古代史、交通・運輸の要衝としての近代史、上流域の自然と風土、江戸時代に築かれた水利施設・四大井堰にまつわる物語、有明海との関わり、下流の近代化遺産群等々、展示の特徴と魅力を丁寧に示した。読めば思わず流域を歩いてみたくなること請け合いだ。【商品解説】
目次
- 第1章 「筑後川まるごと博物館」とは何だろう?
- 1 屋根のない博物館−流域に点在するものをそのまま展示する
- 2 「筑後川まるごと博物館」設立の経緯と活動
- 3 筑後川再発見の旅−源流から河口までを辿る一四三キロの旅
- 第2章 筑後川流域の概要と水害・水利用の歴史
- 1 流域および河川の概要
- 2 流域の自然
- 3 流域の社会状況
- 4 水害の歴史
- 5 水利用の歴史
著者紹介
筑後川まるごと博物館運営委員会
- 略歴
- 筑後川まるごと博物館 1999年発足。調査・展示のほか現地学習会や森林体験の実施など多彩な活動を行う。運営には本書の編者である運営委員会と、流域の民間団体、国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所、一般社団法人北部九州河川利用協会が携わる。
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