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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/05/26
- 出版社: 晶文社
- サイズ:19cm/201p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7364-1
読割 50
紙の本
機能不全家庭で死にかけた私が生還するまで
著者 吉川ばんび (著)
アルコール依存の父、過干渉の母、家庭内暴力の兄という家庭で育ち、「生きづらさ」からの解放をテーマに言論活動を続ける著者が、貧困・虐待家族のリアルを綴る。認知行動療法、スキ...
機能不全家庭で死にかけた私が生還するまで
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商品説明
アルコール依存の父、過干渉の母、家庭内暴力の兄という家庭で育ち、「生きづらさ」からの解放をテーマに言論活動を続ける著者が、貧困・虐待家族のリアルを綴る。認知行動療法、スキーマ療法など心理療法の効用も取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
機能不全家庭による貧困や虐待の連鎖を断ち切れ!
見えざる弱者・傷ついた者の回復の道とは?
アルコール依存の父、過干渉の母、家庭内暴力の兄という機能不全家庭で育ち、「生きづらさ」からの解放をテーマに言論活動を続ける著者が実体験で語る、貧困・虐待家族のリアル。幼少期に受けた傷からどう回復するか。負の連鎖をどう断ち切るか。マインドフルネス、スキーマ療法など心理療法も経て、家族と絶縁するまでの道のりを描く、実録ノンフィクション。
私が育った家庭はいわゆる「機能不全家家庭」と呼ばれるものでした。家庭内不和により会話はほとんど無く、代わりに怒号が飛び交い、暴力による支配が行われているのが日常だったのです。死に物狂いで家から逃げ出したとき、20年以上続いた地獄がようやく終わったのだと、心の底から安堵しました。しかし現実とは残酷なもので、私はその日、気が付かないまま「第二の地獄」に足を踏み入れていたようです。(「はじめに」より)
「私がされていたことは、虐待だったんでしょうか」
この質問を心理士にできるようになるまで、カウンセリング治療を始めて約1年かかりました。いつも通り1時間のスキーマ治療を終え、荷物をまとめて部屋から出る寸前、一瞬ためらいながら、ようやく口から吐き出した言葉です。
心理士は私の質問に少し驚いた様子でしたが、じっと目を見て、はっきりとした口調で「100%、虐待だと思います」と答えました。
そのとき、これまで十数年にわたって自分にのしかかっていたものが、すっと消えていった気がしました。(「母との絶縁」)
【目次】
第1章 「見えざる弱者」とは誰か──貧困・虐待・障害は目に見えない
第2章 機能不全家庭で育つということ──アルコール依存の父、泣く母、暴力的な兄
第3章 愛着の形成が持つ大きな影響力──「生きづらさ」の正体とは?
第4章 生きづらさの根底と向き合う──スキーマ療法との出会い
第5章 幼少期に受けた傷からの回復──母との絶縁まで
終章 機能不全家族から回復するために──予防すること、孤立しないこと【商品解説】
目次
- 第1章 「見えざる弱者」とは誰か──貧困・虐待・障害は目に見えない
- 第2章 機能不全家庭で育つということ──アルコール依存の父、泣く母、暴力的な兄
- 第3章 愛着の形成が持つ大きな影響力──「生きづらさ」の正体とは?
- 第4章 生きづらさの根底と向き合う──スキーマ療法との出会い
- 第5章 幼少期に受けた傷からの回復──母との絶縁まで
- 終章 機能不全家族から回復するために──予防すること、孤立しないこと
著者紹介
吉川ばんび
- 略歴
- 〈吉川ばんび〉神戸市生まれ。関西大学法学部法学政治学科卒業。作家・ジャーナリスト。ワタナベエンターテインメント所属。ウェブ媒体や雑誌への寄稿のほか、メディアへの出演も多数。
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