「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/27
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- サイズ:19cm/191p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7993-2449-3
紙の本
掃除道入門 こころを磨く、世界を磨く掃除の教え
著者 松本 紹圭 (著)
掃除には、お寺の修行の大切な要素がすべて詰まっている! 東京神谷町・光明寺の僧侶が、宗派を超えた名僧との対談から見えてきた、掃除と人の成長の関係について紹介。掃除が、世界...
掃除道入門 こころを磨く、世界を磨く掃除の教え
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
掃除には、お寺の修行の大切な要素がすべて詰まっている! 東京神谷町・光明寺の僧侶が、宗派を超えた名僧との対談から見えてきた、掃除と人の成長の関係について紹介。掃除が、世界を磨くこととどうつながるのかにも触れる。〔「こころを磨くSOJIの習慣」(2019年7月刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
サッ、サッ。一掃きごと、東京は神谷町のビルの谷間に、竹ぼうきの音がこだまします。春は散りゆく梅や桜の花を惜しみながら、夏は群がる蚊に隙を与えない素早さで、秋は大量の落ち葉にもめげず、冬は冷たい北風に負けない運動量で、てきぱきと掃除をします。「ひとりでする無心の掃除もよし。みんなでするチームワークの掃除もよし。誰にでも簡単に楽しくでき、それでいて奥深い。それが掃除です。
道理はいたってシンプルです。上から下へ。流れに逆らわず。すべてのものを
大切に。特別な技術はいりません。お釈迦さまの仏弟子のひとり、周利槃特は「ちりを払い、垢を除かん」と唱えながら、ひたすらほうきで掃き続け、悟りを得たといいます。
お寺の世界では伝統的に、掃除をはじめ、薪割りや草取りなど修行環境を整えるために必要な仕事を「作務」と呼んできました。旅館の部屋着としてもお馴染みの「作務衣」は、もともと僧侶の作務のために動きやすく作られたものです。坐禅や念仏など、日本仏教にはいろいろなかたちがありますが、いずれにおいても掃除は修行の基本です。
人生は日日是修行。粗雑な生き方をすればこころは汚れ、丁寧な生き方をすればこころもきれいに整います。日々の掃除で暮らしの環境を整えれば、おのずとこころも整うというもの。うつ病などこころの病のセラピーに掃除が取り入れられるのもうなずけます。
掃除には、お寺の修行の大切な要素がすべて詰まっています。掃除がもっとも長く時間をかけてなされる修行とされている僧堂も、少なくありません。
僧堂で修行僧たちが掃除を通じてどのような変化をしていくのか、今回の本では仏道の大先輩方と対話させていただいて見えてきた、掃除と人の成長の関係についても紹介していきます。そしてまた、私たちの掃除が、個人の内面だけでなく、私たちの暮らす地球を磨くこととどうつながっていくのかも。
特別なことは何ひとつありません。でも、本当に大切なことは、実は何も特別なことではないのだと、本当は誰もが知っているのではないでしょうか。
この本を読んだ皆さんにとって、掃除がより楽しく、より慈義深いものになり、良い習慣として身につけられることを願っています。【本の内容】
著者紹介
松本 紹圭
- 略歴
- 〈松本紹圭〉1979年北海道生まれ。ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院でMBA取得。東京神谷町・光明寺僧侶。未来の住職塾塾長。著書に「お坊さんが教えるこころが整う掃除の本」等。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む