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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/03/26
- 出版社: スタイルノート
- サイズ:21cm/478p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7998-0167-3
- 国内送料無料
紙の本
東南アジアのポピュラーカルチャー アイデンティティ・国家・グローバル化
著者 福岡 まどか (編著),竹村 嘉晃 (著),津村 文彦 (著),馬場 雄司 (著),平田 晶子 (著),平松 秀樹 (著),丸橋 基 (著),盛田 茂 (著),山本 博之 (著),福岡 正太 (編著),井上 さゆり (著),ウィンダ・スチ・プラティウィ (著),金 悠進 (著),小池 誠 (著),坂川 直也 (著),鈴木 勉 (著),竹下 愛 (著)
東南アジアの人々は文化に関わる多様な価値観とどのように向き合っているのか、文化実践を通して自分をどのような存在として位置づけていくのか。ポピュラーカルチャーを対象に、人類...
東南アジアのポピュラーカルチャー アイデンティティ・国家・グローバル化
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商品説明
東南アジアの人々は文化に関わる多様な価値観とどのように向き合っているのか、文化実践を通して自分をどのような存在として位置づけていくのか。ポピュラーカルチャーを対象に、人類学・地球研究の立場から考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、東南アジアの人々が文化に関わる多様な価値観とどのように向き合っているのか、そうした文化の中で自らをどのように位置づけていくのか、という問題を人類学・地域研究の立場から考察した論文集。17名の執筆者はそれぞれの専門分野の立場からフィールドへ長年にわたって通い続けてきた。その経験を通じて知り得た東南アジアのポピュラーカルチャーを取り巻く現状について書かれている。東南アジア各国はこの数十年で大きく変貌している。インターネットの普及やSNSの広がり、新たな社会で生まれ育った新世代アーティストの活躍など、文化の消費と文化の価値の変化も著しい。こうした現状を把握するために、現在の状況についてのみではなく、その発展の系譜など歴史的変遷についても考察されている。論文集だが、写真やコラムも多く、誰にでも読みやすいように書かれている。東南アジアに関心がある人ならば気軽に興味深く読める。現地を訪れてみたいと考えている人や東南アジアの言語や文化について学んでみたいと考えている人にとっても、貴重な情報源ともなるはずだ。【商品解説】
目次
- はじめに(福岡まどか)
- 序章:東南アジアのポピュラーカルチャー 〜アイデンティティ・国家・グローバル化〜(福岡まどか)
- ■第1部 せめぎあう価値観の中で
- 第1章:タイ映画・テレビドラマ・CM・MVにみる報恩の規範 〜美徳か抑圧か、「親孝行」という名のもとに〜(平松秀樹)
- 第2章:シンガポールにおける政府対映画製作者間の「現実主義的相互依存/対立関係」(盛田茂)
- 第3章:農村のポピュラー文化 〜グローバル化と伝統文化保存・復興運動のはざま〜(馬場雄司)
- 第4章:国民映画から遠く離れて 〜越僑監督ヴィクター・ヴーのフィルムにおけるベトナム映画の脱却と継承〜(坂川直也)
- 〔コラム1〕コスプレとイスラームの結びつき(ウィンダ・スチ・プラティウィ)
収録作品一覧
東南アジアのポピュラーカルチャー | 福岡まどか 著 | 14−56 |
---|---|---|
タイ映画・テレビドラマ・CM・MVにみる報恩の規範 | 平松秀樹 著 | 60−81 |
シンガポールにおける政府対映画製作者間の「現実主義的相互依存/対立関係」 | 盛田茂 著 | 82−105 |
著者紹介
福岡 まどか
- 略歴
- 〈福岡まどか〉大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は民族音楽学、文化人類学、地域研究(インドネシア)。
〈福岡正太〉国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授。専門は民族音楽学、地域研究(インドネシア)。
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