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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/04/07
- 出版社: 大法輪閣
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8046-1424-3
紙の本
慈雲尊者の『十善法語』を読む 現代語訳と解説
著者 小金丸 泰仙 (著)
仏教・儒教・神道の融合と超出−。江戸時代の聖僧・慈雲尊者が、仏教の十善戒をもとに、人間の生と死、人としての生きる本当の楽しみを説いた名著「十善法語」の現代語訳と解説。【「...
慈雲尊者の『十善法語』を読む 現代語訳と解説
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商品説明
仏教・儒教・神道の融合と超出−。江戸時代の聖僧・慈雲尊者が、仏教の十善戒をもとに、人間の生と死、人としての生きる本当の楽しみを説いた名著「十善法語」の現代語訳と解説。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸時代の聖僧・慈雲尊者が、仏教の十善戒をもとに、人間の生と死、人としての生きる本当の楽しみを説いた名著の現代語訳と解説。
《はしがき》より抜粋
尊者が大衆に伝えたかったことは仏教思想の真髄を説きながらも、人とは何か、人はどこから生じてどこに去っていくのか、生と死のしくみ、自然と物と心との関係など、必ずしも仏教に限定した内容ではありません。その尊考が心血を注いで著わされた『十善法語』は、現代から未来に向けて、否、いつの時代においても仏教の真髄を説く書としては勿論のこと、貴重な啓発書としても読み継がれてほしいものです。この『十善法語』がこの世から途絶えることがないよう、現代に受け入れられる形にしておきたいと考えたのは、以上のような理由によるのです。
?中略?
本書では各巻に解説を加えましたが、これは解説というよりも未達の者の管見に過ぎません。そこで、読者の理解のために参考資料として『十善法語』以外からも尊者の著書から関連する法語を選び、また、釈尊の教えとして最古の経典である『スッタニパータ』と照合しながら解説の助けとさせていただきました。紙面の都合上、語句の細かい説明までには及ばず、尊者が常に語られる仏法の核心部分を中心に取り上げるに止まりました。本書は全訳ではありませんが、現代語訳の部分だけを続けて読んでいただくことで『十善法語』の大筋がとらえやすくなると思います。ともかく、二百五十年前の文体のままでは、この高遠な著書に目を通す人もなくなることを恐れ、非才を省みず上梓にいたりました。多くの方々に尊者の意図が少しでも伝わるための手引きとなれば幸いです。
【商品解説】
目次
- はしがき
- 巻第一 不殺生戒
- Ⅰ、十善戒総論・十善と人道 仏道における善と悪の意味 謹慎護持の功徳
- 仏の境涯と平等 不殺生戒の平等性 仏性と善 縁起不可思議 殺生の業成
- 法性の平等性と因果の理 十悪の果報 Ⅱ不殺生戒本論・殺生の罪の軽重
- 殺生戒の犯相 天道と人道 人徳への尊重心 尊重心の拡充
- 護持の種々相 殺生の業報 殺生の余業 因果と法性 不殺生戒結語
- 【解説】
著者紹介
小金丸 泰仙
- 略歴
- 1955年福岡市生まれ。高野山大学文学部密教学科卒。同大学院仏教学科終了。1975年出家。1985年より慈雲尊者の法語の講義と併せて書の指導を行う。宗派を超えた顕密統合の仏教を目指す。不伝塾主宰。現在、福岡県糸島市如是室在住。『慈雲尊者に学ぶ正法眼蔵』(大法輪閣)、『慈雲尊者の言葉』など。
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