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- 発売日:2020/10/28
- 出版社: 太郎次郎社エディタス
- サイズ:190×136mm
- ISBN:978-4-8118-4100-7
- 国内送料無料
紙の本
ヨルダン川西岸(3部作)[DVD]一般版 ヘブロン/ヨルダン渓谷/南ヘブロン
著者 土井 敏邦 (編著)
「オスロ合意」(1993年)で実現するはずだった「パレスチナ国家」建設の基盤は今、侵蝕され、実現の希望は閉ざされようとしている。 西岸最大の都市ヘブロンでは、街の中心部...
ヨルダン川西岸(3部作)[DVD]一般版 ヘブロン/ヨルダン渓谷/南ヘブロン
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商品説明
「オスロ合意」(1993年)で実現するはずだった「パレスチナ国家」建設の基盤は今、侵蝕され、実現の希望は閉ざされようとしている。
西岸最大の都市ヘブロンでは、街の中心部に住み着いたユダヤ人入植者たちの脅迫と暴行によってパレスチナ人住民の生活と生命が脅かされ、「自治」は有名無実化している。
ヨルダン川西岸の60%を占め、未だ “イスラエル占領下”にある「C地区」。この地域がパレスチナ側に戻らなければ、「パレスチナ国家」の実現はない。しかしそこではイスラエルによってパレスチナ人住民の土地や水資源が奪われる一方、入植地が増殖され、着実に“イスラエルへの併合”へ道をたどりつつある。とりわけ危機的な状況にあるのが、「ヨルダン渓谷」と「南ヘブロン」である。
ヘブロンや「C地区」で何が起こっているのか――長期にわたって現地取材を続けてきたジャーナリスト・土井敏邦が、西岸でパレスチナ人住民が土地や水資源を奪われ、様々な制限や圧力で土地から追われようとする “構造的な暴力”の実態と背景を報告する。【商品解説】
目次
- 第1部「ヘブロン」
- 第1部(73分)/第2部(71分)
- 西岸最大の都市ヘブロン。パレスチナ人20万人が暮らすこの街の中心部に800人ほどのユダヤ人入植者が住み着き、彼らを守るため数百人のイスラエル兵と警察官が常駐する。街の中心で暮らすパレスチナ人の家屋は没収・買収され、そこは次々と入植地に変っていく。そのヘブロンの現状と共に、入植者やイスラエルの軍と警察による日常的な恐喝や暴行に怯えながらも、先祖代々の家と土地を死守しようとするパレスチナ人住民たちの闘いとその声を伝える。
- 第2部 「ヨルダン渓谷」
- 2007年4月(54分)
- ヨルダン渓谷最大の農村に住み込み、住民の生活とその環境をつぶさに追う。また近隣のユダヤ人入植地の実態と、「生きるため」に入植地で働かざるをえない住民の“経済的な従属化”の現状と背景を描く。
- 2016年11月(58分)
- イスラエルは、戦略上の重要性からヨルダン渓谷の“併合”をめざす。そのためにパレスチナ人住民の土地や水資源を収奪し、生活に不可欠なインフラ整備を阻止することによって、住民の“間接的な追放”を狙う。そのイスラエルによる土地や水資源の収奪の実態、被害住民の「オスロ合意」観、“土地”に対する思いを、証言によって報告する。
著者紹介
土井 敏邦
- 略歴
- 1953年佐賀県生まれ。ジャーナリスト。
1985年以来、パレスチナをはじめ各地を取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、パレスチナやアジアに関するドキュメンタリーを制作、テレビ各局で放映される。2005年に『ファルージャ 2004年4月』、2009年には『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』全4部作を完成、その第4部『沈黙を破る』は劇場公開され、2009年度キネマ旬報ベスト・テンの文化映画部門で第1位、石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。次作となった『“私”を生きる』(2010年)は、2012年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門で第2位。
東日本大震災後に制作された中編『飯舘村 第一章・故郷を追われる村人たち』(2012年)では「ゆふいん文化・記録映画祭・第5回松川賞」を受賞。また、2012年には、ビルマ(ミャンマー)から政治難民として日本に渡った青年を14年にわたって見つめた『異国に生きる 日本の中のビルマ人』で2013年度キネマ旬報文化映画第3位、文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。その他に『飯舘村…
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