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商品説明
鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに、「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く人類社会論。【「TRC MARC」の商品解説】
日々スマホを使ってチャットをし,乗り物を使って移動し,パソコンを開いて思考する私たち.これらの「もの」は非人間の「もの」なのか,「ひと」の一部なのか,それとも私たち自身がじつは「もの」なのか? 鍛冶屋と鎚の対話,将棋ソフトと人間の棋士の相互作用,ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く,斬新な人類社会論.【商品解説】
目次
- 序 章 新たな「もの」の人類学のための序章
- —脱人間中心主義の可能性と課題 [床呂郁哉・河合香吏]
- 1 「もの」からの出発
- 2 「もの」をめぐる逆説的状況
- 3 関連諸分野における「もの」への回帰
- 4 人類学における「もの」研究の系譜
- 5 新たな「もの」概念へ
- 6 本書の扱う問題群—脱人間中心主義的な人類学へ向かって
- 7 本書の構成と各章の概要
- 8 結びに代えて—脱人間中心主義的人類学の可能性と課題
収録作品一覧
新たな「もの」の人類学のための序章 | 床呂郁哉 著 | 1−25 |
---|---|---|
ものが生まれ出ずる制作の現場 | 黒田末寿 著 | 29−43 |
「もの」が創発するとき | 床呂郁哉 著 | 45−61 |
著者紹介
床呂 郁哉
- 略歴
- 〈床呂郁哉〉1965年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。
〈河合香吏〉1961年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。
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