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- カテゴリ:一般
- 発売日:2006/11/10
- 出版社: 梨の木舎
- サイズ:21cm/179p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8166-0611-4
読割 50
紙の本
教科書に書かれなかった戦争 Part49 わたしは誰の子?
クラウディーネとナニー、そしてモリーは、第二次大戦中日本軍の占領下にあった「蘭印」(現インドネシア)で、日本人の父と蘭印系オランダ人(インドネシア人とオランダ人の混血)の...
教科書に書かれなかった戦争 Part49 わたしは誰の子?
わたしは誰の子? : 父を捜し求める日系二世オランダ人たち
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商品説明
クラウディーネとナニー、そしてモリーは、第二次大戦中日本軍の占領下にあった「蘭印」(現インドネシア)で、日本人の父と蘭印系オランダ人(インドネシア人とオランダ人の混血)の母から生まれた。父とは戦後すぐ生き別れとなり、そののち母に連れられて見知らぬ祖国・オランダに渡る。彼女たちは、本当の父の、愛情はおろか存在すらも知らないまま育った。しかも、日本軍収容所体験者からは「敵の子」として蔑視されてきた。1990年前後、3人は自分が半分日本人であることを明らかにして、本当の父親を捜し始めた。「わたしは一体誰の子なのか」、「私は望まれて生まれた子か」、「父はどんな人だったのか」、「父は母を愛していたか」、さまざまな疑問が頭の中を駆け巡る…。本書は、人間としての存在価値を求めて苦悩する彼女たちの、心の旅の記録である。【「BOOK」データベースの商品解説】
第二次大戦下のインドネシアで、日本人の父と蘭印系オランダ人の母から生まれた姉妹は、戦後父と生き別れになり、母の祖国オランダに渡る。自分たちの父親を捜しながら、人間としての存在価値を求めて苦悩する心の旅の記録。【「TRC MARC」の商品解説】
クラウディーネとナニー、そしてモリーは、第二次大戦中日本軍の占領下にあった「蘭印」(現インドネシア)で、日本人の父と蘭印系オランダ人(インドネシア人とオランダ人の混血)の母から生まれた。父とは戦後すぐ生き別れとなり、そののち母に連れられて見知らぬ祖国・オランダに渡る。彼女たちは、本当の父の、愛情はおろか存在すらも知らないまま育った。しかも、日本軍収容所体験者たちからは「敵の子」として蔑視されてきた。1990年前後、3人は自分が半分日本人であることを明らかにして、本当の父親を捜し始めた。「わたしは一体誰の子なのか」、「私は望まれて生まれた子か」、「父はどんな人だったのか」、「父は母を愛していたか」、さまざまな疑問が頭の中を駆け巡る。…… 本書は、人間としての存在価値を求めて苦悩する彼女たちの、心の旅の記録である。【商品解説】
目次
- まえがき 父親を捜す日系オランダ人との出会い
- 第1章 モリーの物語
- 第2章 ナニーの物語
- 第3章 クラウディーネ・マサコ、そして母親
- 第4章 半分日本人でよかった
- 第5章 オランダからにのチューリップ
- あとがき
著者紹介
葉子・ハュス‐綿貫
- 略歴
- 1959年大分県生まれ。九州大学医療技術短期大学部看護学科及び京都府立保健婦専門学校卒業。1985年から2年間、青年海外協力隊・保健婦隊員としてガーナ共和国に赴任。1988年結婚、90年からオランダ人の夫とレンクムに住む。二人の娘の母。特別養護老人ホーム勤務ののち、現在訪問介護・看護に従事する。そのかたわら、94年より日系二世オランダ人のために翻訳・通訳などの奉仕活動に努めている。
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