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投稿者:ごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
甘さはほとんどない、共依存のようであっさりしている、なんともつかめない2人です。曖昧なつながりに依存している様子がよかったです。
電子書籍
人間不信なオレ、に酔っていて痛々しい
2022/12/29 22:09
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投稿者:えび - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期の恥ずかしいポエムがマンガになった感じの作品。
それなりの年齢で大人のカプですが思春期をこじらせたままなので
ただグズグズしているだけの面倒くさい人達になっています。
カプの二人はそれぞれに家庭環境が悪くて
それが原因で人間不信になってまともな人付き合いを諦めた、という設定ですが
その家庭環境や親子関係の描写が驚くほど陳腐。
匂わせるとか語らせるくらいで後は察してね、のほうがマシだったのでは。
電子書籍
うーん
2022/12/17 18:50
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投稿者:スニン - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーーん。作者さんのゆるーい雰囲気重視の作風は割と好きなんですがこれは雰囲気のみ?て感じで…あまり刺さりませんでした
紙の本
デッサン風まんが
2016/09/25 18:56
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
草次と海風のふたり、高校からの付き合い。
お互いの家庭の事情もあり、なぜか穴を埋めるかのように寄り添いながらもどこか冷めた感じ。
外国の本の挿絵っぽいので、少し見づらいとこもあるかな。
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限りなくプラトニックです。恋というよりも人としての信頼というか過去からの解放みたいな。それにしてもこの作者さんが二年前まで読む専門だったというのか驚きでした。
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初コミックスの作家さん。2年前までただ読み手だったというのが信じられない、ちょっと雰囲気のある作風が個性的。
BLというより、ニアかな?セックスしてるけど(直接的なシーンはない)、恋人でも友達でも家族でもない二人。嫌いな感じではないけど、一冊まるまる表題作でボリュームがある割には、二人(というより主に海風)が抱える心の闇的な問題がハッキリせず、良い意味でも悪い意味でも雰囲気漫画の域を出なかったのが残念。
ただ、出会ってからの二人の変化が感じられるところとか、最後に描きおろされている短編2つに救われたところとか、好きなポイントもあるので次回作に期待。
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迷ってたけど、オビに釣られて買ってみた。
いい距離感の二人。
(ペーパーにあった)愛人契約ってマジなのかな……見かけによらずやるね。器用だね。
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この黒髪の方みたいな男子、存在しねーよ! 好き! BL的にドツボなキャラクター! 左右がハッキリしてないところが嬉しかった。同居ものはよいな…
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すぐ批判的に見ちゃうのはだめだあと思いつつも…
典型的なオシャレBL…かな~~。絵も線の細い繊細なタッチでとても美しい。雰囲気があって。
お話も深いところまではお互いに踏み込まないふたりがとてもかっこよくてクール。そこに家族っていう誰しもがふりはらえない、BLにおいては需要な要素が入ってきて、ほろ苦くてきれいな感じ。
でもなにかもう一つ…もう一つスパイスがほしかったっていうか…
雰囲気はすごく好きだけど、雰囲気だけを楽しんで終わった感がる。ぱらぱらぱら~とページをめくり、おしゃれだったな~って閉じる。みたいな。
んんんあとなにか一つ……読み返したいとはあまり思わない。
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全編の殆どが一人語りで進み、濡れ場もないので結構淡々としています。一貫して2人の物語を客観的に俯瞰してみることが出来てとてもよかったのですが、考え方によっては抑揚がなくて面白みに欠けると感じる人もいるかもしれません。
まさに帯のとおり恋人でも友人でも家族でもない距離感、さっぱりしたお話なのに影や色気を感じる絵柄も好きです。二人の関係の微妙なニュアンスが魅力的な作品です。
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帯がハヤカワノジコせんせだったので買ってしまいました(笑)
そういえば、ハヤカワノジコ作品手に取ったのも帯がきっかけだったな…。
これは、びーえるといっていいのか…恋人とは違うし、家族とも違う。恋愛とは少し違うような、ふわふわした関係がすきだなあと思いました。
ラストのそーじが想いを吐露するところで、ブワワワワッてなりました。
「輝ける星」というびーえる漫画と続けて読んだのですが、立て続けに「君の瞳がきれい」みたいな表現でてきたので笑ってしまいました(^o^)
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背景がすごくしっかりしてると思った
トーンを多用せずに描く感じが好き
でも顔が好きじゃないなあ
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自分の家族との関係が物足りなくて足掻いている子供の話。片親なわけでも、虐待されてるわけでもないけど、自分が望む愛され方はしていないんだ、と早くに気付いてしまった子供の。
草次と海風(ミカと読む)は、互いの満たされなさから来る孤独感・閉塞感を感じ取って、高校の屋上で出会う。彼らにとっての避難先で出会う。それから、互いの内面には触れず、似た者同士として「故意に・無意識に傷つけあう筈がない」と言う「共犯」関係を結び(作中で草次が二人の関係をそう表現している)、それぞれ家族と疎遠なまま二人で住んでいる。恋人でも同僚でもない、何も名前が付けられない関係のままで。ルームシェアの相手、としか対外的には言いようがない。何も名前を付けない事で、あやふやさを纏う事で互いに自分の本当の心が求め叫んでいるものに目を瞑っている。
本作は「表紙」の特筆すべき完成度で、かなりハードルが上がっていると思う。作品は読み始めからほぼ音がない、と言うか、波がない。一見、何もない感じに見える。今で言う所の無気力症候群の若者の話か、と言う感じに映る。
集団の中に居ながら孤独である気配とか匂いを嗅覚で嗅ぎ取る感覚がうまく描かれてんなー。「感覚」を紙面に描くのは難しい事だと思うのよ。
草次の、何も不足がなさそうで何も満たされない感じは凄い解る。飼い殺しみたいな環境に子供としている、と言う感じ。でも結局はここら辺で擦り込まれた感覚に人間は一生縛られるんじゃないか、と思う。異世界の住人の様な人間に出会っても、飛び込んで行けないまま終わる人間のなんと多い事か…それに対する答えが描かれている訳ではない作品だと思う。やっぱり、傍にいた者勝ちと言うか、傍にいる前提である筈の家族と、全くの他人同士であるにも関わらず空気の様に傍にいられる関係のなんと言う皮肉な事か。
「孤独」は解り易くはない所にも潜んでいる。一見何事もなさそう(いい意味でも悪い意味でも)に見える人の中に、特定の相手の存在だけを欲する「孤独」があったりする。気付かれたり、自覚するのさえ怖がっているような。
ところどころ、ヤマシタトモコ系譜(雰囲気で見せる絵柄は帯にハヤカワノジコが推薦しているだけあって、通じるものがある)かな、と言う感じが見られる。美形なんだけど一見分かりにくい感じとか、初期のヤマシタ作品に見られた。私は10年近いブランクを経てこっちに戻ってくるきっかけになったのがヤマシタトモコの『くいもの処 明楽』だった。あの作品を読んだ時ほどの衝撃は感じないが、特に草次が抱く孤独感は同じ事を味わった事のある人間には、こう言う人間なら幸せのふり幅もこの位だよな、と言う納得感が非常にある作品だった。
表紙買い甚だしいレベルなので、読む人によっては評価が分かれるのでは、と思うが、個人的に物凄く感動したり揺さぶられたりはしないが、言葉にしにくいものを説明的ではなく「漫画」と言うツールでとても静かに表現していると思った。
“青鷺=朝を象徴する鳥で泣きながら飛ぶと雨が降ると言われている” 含んでいるほどに大げさに泣きが描かれてないとこがいい。
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ハヤカワノジコさん推薦
友人なのか恋人なのか家族なのか
2人の関係性がゆらゆらと漂う煙草の煙のよう
受け攻め表記がなく面白いと思ったが、好みではなかった
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2014年表紙買い大成功の一冊。
友情と恋愛の狭間にある、ふたりだけにしか分からないプラトニックな関係性と雰囲気あるタッチが非常に素敵。決定的な台詞やシーンはないが、それでも引き込まれてしまう。読ませるのではなく魅せる作家さんなんだなと感じた。