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商品説明
人口減少、葬送意識・儀礼の衰退、寺院の世襲による護持の困難を、市井の寺院や檀家はどのように受け止めるのか。宗勢調査や寺院調査などの資料を丁寧に読み解き、地域に生きる寺院の未来を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
人口減少社会を迎えた現代、全国コンビニ数を凌駕する仏教寺院が地域や檀家・門徒に果たす役割とは?主要宗派の宗勢調査、実地調査に基づく多彩な事例報告から展望する。【商品解説】
目次
- はじめに 櫻井義秀・川又俊則
- 第Ⅰ部 人口減少社会と宗教
- 第1章 人口減少社会における心のあり方と宗教の役割 櫻井義秀
- 第2章 過疎と宗教――三〇年をふりかえる 冬月 律
- 第Ⅱ部 宗派の現状と課題
- 第3章 過疎と寺院――真宗大谷派 櫻井義秀
- 第4章 信頼は醸成されるか――浄土真宗本願寺派 那須公昭
- 第5章 住職の兼職と世代間継承――真宗高田派 藤喜一樹
- 第6章 宗勢調査に見る現状と課題――日蓮宗 灘上智生・岩田親靜 池浦英晃・原 一彰
- 第7章 過疎地域における供養と菩提寺――曹洞宗 相澤秀生
収録作品一覧
人口減少社会における心のあり方と宗教の役割 | 櫻井義秀 著 | 15−40 |
---|---|---|
過疎と宗教 | 冬月律 著 | 41−66 |
過疎と寺院 | 櫻井義秀 著 | 69−93 |
著者紹介
櫻井 義秀
- 略歴
- 櫻井義秀(さくらい よしひで) 1961年山形県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。北海道大学大学院文学研究科教授。専攻は宗教社会学、タイ地域研究。著書に『東北タイの開発僧――宗教と社会貢献』(梓出版社、2008年)、『タイ上座仏教と社会的包摂――ソーシャル・キャピタルとしての宗教』(編著、明石書店,2013年)、『アジアの社会参加仏教――政教関係の視座から』(共編、北海道大学出版会、2015年)など多数。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年4月号より
書標(ほんのしるべ)さん
先頃出版された『寺院消滅』(日経BP社・1600円)は地方から寺と墓が消えていく事態を報告して話題になった。本書は同じ問題意識に基づいた詳細な調査研究である。
結局、人口減少社会にあっては、地方寺院の消滅は避けられないのかもしれない。とはいえ、地域福祉の担い手としての寺院の可能性は見直されなければならない。