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商品説明
西国における真宗の中心的な寺院として長い歴史をもつ明鏡山照林坊。南北朝期から近世まで、同坊所蔵の法物・聖教・由緒書(縁起類)を写真で紹介。各史料の解説・解析・考察、照林坊の由緒と史実も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
備後の初期真宗の祖・明光の流れを汲む有力寺院として古くから知られる明鏡山照林坊(広島県三次市)所蔵の法物・聖教類を整理・調査・分析し、その由緒と来歴を写真と解説で紹介する。これらの史料により、従来の「明光系集団」の実体と備後真宗教団史を更新する史料集。
〇明鏡山照林坊とは
開基は建暦2年(1213)。親鸞聖人の師命をうけた初代住職明光上人により山南ノ庄(現福井市沼隅町山南)に建立。その後各地へ寺基をかえ、慶長7年(1602)現在の地に移転。その間それぞれの時代において安芸門徒発祥の寺院、また西国の本山とも呼称され、西国における真宗の中心的な寺院として800年にわたり護持されて今日に至る古刹。
〇明光系集団とは
照林坊の祖師である明光が備後山南の地に足掛かりを得たのは、関東浄土宗の大檀越であった大仏北条氏との関係による。明光系集団は備後にだけ展開したのではなく、摂津一帯に教線を展開した溝杭仏照寺、近江南部に細かな教線を張った日野興敬寺も、ともに明光を祖師としており、また旧地たる相模での集団も存続していた。これら4集団の総体がいわゆる明光系集団である。【商品解説】
目次
- 《法物一》絹本着色先徳連座紺地金泥六字名号
- 《法物二》方便法身尊像
- 《法物三》紙本墨書草書六字名号
- 《法物四》紙本墨書正信偈文
- 《法物五》親鸞聖人御影
- 《法物六》実如上人御影
- 《法物七》顕如上人消息
- 《法物八》蓮如上人御影
- 《聖教一》難易分別鈔
- 《聖教二》還相廻向聞書
著者紹介
金龍静
- 略歴
- 1949年北海道生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程退学。同文学部助手を経て、浄土真宗本願寺派円満寺住職となり、現在に至る(法名・慶静)。現在、中央仏教学院講師、元本願寺史料研究所副所長。 主要論文:『歴史文化ライブラリー21 蓮如』(吉川弘文館、1997年)、『一向一揆論』(吉川弘文館、2004年)等。
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