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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/10/10
- 出版社: 法藏館
- サイズ:27cm/320p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8318-6378-2
- 国内送料無料
紙の本
インドネシアの宗教美術 鋳造像・法具の世界 改訂版
著者 伊藤 奈保子 (著)
インドネシアの宗教美術の研究書。約1000年ほど前の仏教とヒンドゥー教の鋳造仏像・神像と法具類について、美術史の視点から様式・形式の分析と検討を行い、その作品の時代と文化...
インドネシアの宗教美術 鋳造像・法具の世界 改訂版
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商品説明
インドネシアの宗教美術の研究書。約1000年ほど前の仏教とヒンドゥー教の鋳造仏像・神像と法具類について、美術史の視点から様式・形式の分析と検討を行い、その作品の時代と文化の背景を抽出する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、近年関心の高まっている東南アジアの宗教美術における、基礎研究の成果である。
偶然に導かれて、インドネシア出土の鋳造像を手にした著者は、それが密教の尊格・大日如来であることに気づいた。
現在、インドネシアは、イスラム教徒が人口の約90%を占めるが、ボロブドゥール遺跡に象徴されるように、かつては仏教(密教)とヒンドゥー教が栄えていた。しかし13世紀頃の急激なイスラム化により、その痕跡の多くは失われ、インドネシアに密教があったという認識は、現在一般にはほぼないと思われる。
それなのに、なぜこの像は存在するのか。その時に著者のインドネシア密教の研究は始まった。
自らの疑問に答えるため、著者は、スマトラ・ジャワ両島に残る寺院・遺跡・博物館・美術館・考古資料室などを自らの脚と撮影機材を使って調査・研究し、さらに欧米の博物館・美術館へ赴き、実見できないものは欧米文・現地文の著作・写真集などから資料を集め、美術史の視点から様式・形式の分析と検討を行い、その作品の時代と文化の背景を抽出していく。
収集された膨大な数の資料から、かつてインドネシアに存在した宗教の様相を描き出した、インドネシアの宗教世界、ひいては日本の密教との関係を知る上で、必備の研究書である。掲載図版200点余、資料数1600点余。【商品解説】
目次
- 序章
- 第1節 研究の目的
- 第2節 研究史・課題
- 第3節 本書全体の構想
- 第1章 インドネシアの宗教美術史
- 第1節 概略
- 第2節 文献・碑文
- 第3節 遺跡
- 第2章 インドネシアの宗教美術における鋳造像
- 第1節 ヒンドゥー尊
著者紹介
伊藤 奈保子
- 略歴
- 1965年、東京都生まれ。1994年、大正大学大学院文学研究科真言学博士後期課程修了。2004年、総合研究大学院大学文化科学専攻博士後期課程修了。2004年、博士(学術)学位取得。2005年、インドネシア、パジャジャラン大学講師。2006年、インドネシア、ガジャマダ大学講師。2007年、広島大学准教授。
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