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商品説明
浄土真宗の開祖・親鸞はいつから「親鸞」と名のったのか。元久2年に綽空から善信へ改名したという「善信」改名説の矛盾点や諸史料等を検証し、善信ではなく親鸞を名のった「親鸞」改名説の妥当性を論証する。【「TRC MARC」の商品解説】
『教行信証』「後序」には、「綽空の字を改めて……名の字を書かしめたまい」と、親鸞が三十三歳の時に改名したことが記されている。従来この「名の字」は善信とされてきたが、著者は膨大な史料を精緻に再検討し、「名の字」は親鸞であると結論づける。定説を覆す注目の書。
【目次】
はじめに
第一章 「善信」改名説の検討
第一節 房号「善信」と実名「親鸞」
―実名敬避俗―
第二節 覚如説の検討
第三節 存覚説の検討
―鶴見晃氏の「善信」実名説に関連して―
第四節 「名之字」(「後序」)について
―井上円氏説の批判的検証(1)―
第五節 親鸞への改名時期について
―井上円氏説の批判的検証(2)―
第二章 「善信」史料の検討
第一節 親鸞著作に登場する「善信」
第二節 「房号」としての「善信」
第三節 親鸞没後の混入例
第三章 「夢告」について
第一節 「行者宿報偈」をめぐって
第二節 専修寺蔵「三夢記」の真偽について
第三節 六角堂夢告について
―親鸞の生涯を貫いた課題―
第四章 「愚禿釈の親鸞」
第一節 「禿の字を以て姓とす」
―「親鸞」改名説の蓋然性―
第二節 吉水期の親鸞
第三節 親鸞における『浄土論註』の恩徳
おわりに―師資相承の名としての「親鸞」―
あとがき【商品解説】
目次
- 第一章 「善信」改名説の検討
- 第一節 房号「善信」と実名「親鸞」
- 第二節 覚如説の検討
- 第三節 存覚説の検討
- 第四節 「名之字」(「後序」)について
- 第五節 「親鸞」への改名時期について
- 第二章 「善信」史料の検討
- 第一節 親鸞著作に登場する「善信」
- 第二節 「房号」としての「善信」
- 第三節 親鸞没後の混入例
著者紹介
【ナガタニ】 弘信
- 略歴
- 1959(昭和34)年、鳥取県米子市に生まれる。 1987(昭和62)年、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。 真宗大谷派擬講。 現在、真宗大谷派西念寺住職。 論文に「信仰的実存」「親鸞の宿業観」「本願の機阿難」(以上、『親鸞教学』)、「真実証」「大行とその源泉」(以上、『大谷学報』)、「清沢満之の分限の自覚について」「親鸞の還相回向観」(以上、『真宗教学研究』)ほか。
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