紙の本
一番すき
2020/11/19 12:32
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
グリムの中でも有名で、色んな挿絵の絵本が出版されているお話なので、読み比べるのも楽しい。そのなかでも、このロングセラーのホフマンの絵本が一番すきかな、と。グリムらしいダークさも含んだ美しい絵が素敵です。
紙の本
名作絵本
2016/12/29 07:06
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
すみずみまで神経の行き届いた構図、優美な線。
中世の絵画のようでいて古くささを感じさせない人物たち。
小道具や植物はメリハリよく配置されています。
「ねむりひめ」のタイトルながら、表紙の小さな姫は起きているのも印象的です。
紙の本
お姫様が好き
2022/12/13 11:48
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
お姫様のドレスや装身具の絵を見るのが好き。でも、雪が降る所だからなのか。色が暗く重く湿っぽい。画家が見て育った世界の色という事か。
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数ある「ねむりひめ」の中では最上のものだと思っています。抑制の効いた色使い、描き方が物語をよりふくらませてくれます。「古典」をじっくり味わってください。
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定番中の定番。
色んな方が書いている、ねむりひめですが、ホフマンの書くこの本が一番好きです。
淡い色彩、美しい絵。
皆が眠っている姿も好きです。
特に、小僧が耳を引っ張られてるところが。
ホフマンのちょっとしたイタズラなどもあり、美しくもあり楽しい絵本。
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5歳半、お姫様系の童話を好むようになる。
王子様が訪れてきた時がちょうど100年目の約束の日、だったんですね。それ以前の王子達は茨に絡まって死んでしまっていたから、
「すっごいラッキーなだけじゃん、この王子」と読み聞かせながら、純粋さのなくなってしまった私は思いました。
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よく知られたお話ですが、ホフマンの絵がたいへん美しい絵本です。
少女の頃の夢がちょっとノスタルジックに胸に迫ります。
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文に書かれてある通りに、りょうりばんがこぞうを怒っている状態で眠りについていたり、ちいさなハエもきちんと描かれていて、そういったものを発見できるだけでも楽しみが広がるのではないのかな、と考えてしまった。
余分なものが描きこまれていない分、中心人物たちに自然と目が行く。
絵だけの見開きページでは、城にからまりついたいばらのすごさに思わず息をのむものがあった。
王子が登っていく場面、城の中庭にいる人と中にいる人が一緒の階段で寝ているのは現実的にはおかしいことではあるのだが、階段となって物語が進んでいくようすが描かれているのは、この絵本ならではなのではないだろうか。
随所に遊びごころがある絵本の作り方がとても好きだった。
<小学校初級から中級向き>
*****
この絵本は本当によいと思う!昔話絵本としては抜きんでてるんじゃないでしょうか。すごいー!
ル・カインのも大好きだけど、子供に見せたり、はじめに出会う眠り姫としてなら断然こっちがいいなーと思いました。
絵がシンプルな分、文にもよく目が向けられる。そして、話のはしょりもない。
絵本にしかできない作り方がとられてるなーという印象。とてもきれいな構成でした。
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ねむりひめ!
これもディズニーの印象が強いです。
うちってパパママ全然オタクじゃないし、あくまで「普通」に漫画とか好き(だった?)なひとたちだけど、
ディズニーやジブリのビデオがごろごろしてて、うる星やつらや999が手の届くところにあった幼児期
なんだかありがたいなあ!笑
おはなしによって、まじない女だったり、魔女だったり妖精だったりするみたい
この本では13人のまじない女で
王子様と闘ったりとかはしない
100年たったって条件だけであっけなくお姫様にキスできる
しかし13人目をパーティーに呼ばない理由が
「金のお皿が12枚しかないから」ってのがすごい。笑
そのお皿使わなくていいじゃん!
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誰でも知っているグリム童話ですがとにかくこちらは絵が美しく、読んでいてうっとりするくらい。大人も楽しめます。
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おなじみ、グリム童話の「眠り姫」。
魔法にかけられたお姫様が勇敢な王子に救われるお話。
これはとっても有名な話だし、よくあるプリンセスものって感じ。
「お姫様と王子は一生幸せに暮らしました」
…みたいな言葉で最後は終わる。
それはそれでいいのだけれど、でも、私がこの絵本を好きな理由は他にある。
線の細いペンで描かれた繊細な挿絵。
深くて落ち着いた絶妙な色彩。
どのページも、その線一本一本に引きつけられる。
色、動作、余白、そのどれもがとても美しい。
私はこの絵に会いたくていつもこの絵本をめくってしまうのだ。
お話は子供に。
でも、この絵はきっと大人にも十分鑑賞に耐えうるものがあると私は思う。
ぜひ。
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10分。招いてもらえなかった占い女の悔しさや恨みを晴らすには、100年もの年月が必要なのだろうか。王の安易な振る舞いは、自分の都合と相手の都合の違いを強く訴える。私たちの、日常でもあり得る話です。
呪いを晴らすために必要な時間を確保するために、城がいばらに覆われえてしまう。機が熟すまで耐えしのばなくてはならない。
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フェリクス・ホフマンの線画がことのほか美しい。最後のめでたし、めでたしの場面ではその線が冴え渡っている。
私にとっては、そらで話せるほど、なじみ深いグリム版「ねむりひめ」。しかし、読む度に、物語は自分にとって、新しい意味を帯びてくる。
今回は人生におけるタイミングの重要性だった。いや、重要性ではなく、決定性、英語で言うところのessentialだな。
昔、銀色夏生さんが「人生はバランスとタイミング」と言っていたのを痛感した。
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グリム童話「ねむりひめ」の絵本として、長く読み継がれてきた作品。フェリクス・ホフマンの絵の味わいがあるという評価だが、個人的には絵の色合いのメリハリが無いからか、何回読んでもあまりこの絵本自体には愛着がわかない。話は秀逸。魔女の呪いの魔法により茨で囲まれた城にいる姫という話は、非常におもしろい。私は、読み聴かせ本の「子どもに語るグリムの昔話6」に「いばらひめ」として収録されているので、それを子どもに読み聴かせていた。
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『おおかみと七ひきのこやぎ』と同じ、せたていじ訳/フェリクス・ホフマン絵。
なんといっても絵がいい。表紙の王様の表情や組んだ手…。子供の時には気付かなかったけど、深い愛情がにじみ出てます。
そして、話の筋に関係ないのに描かれている猫?から目が離せない(^з^)-☆
火やお肉まで眠るのね…怖い話にならなくて済むのは、このあたりのリズム感のおかげでしょうか。
改めて、美しい絵本に魅了されました。