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  • カテゴリ:3~5歳
  • 発売日:2011/03/06
  • 出版社: 株式会社 福音館書店
  • サイズ:310×230mm/36ページ
  • 利用対象:3~5歳
  • ISBN:978-4-8340-0206-5
絵本

紙の本

三コ (日本傑作絵本シリーズ)

著者 斎藤隆介 (著),滝平二郎 (イラスト)

三コ (日本傑作絵本シリーズ)

税込 1,430 13pt

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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

いつまでも心に残る名作。命を捧げて山となった巨人の話

2009/05/19 22:05

15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「花さき山」「もちもちの木」の斉藤隆介と滝平二郎さんのコンビで贈る、心に感動を与える絵本。三コは秋田の平野にずっと昔から生きている巨人。その山のように大きな体を見たものは誰もいなかったが、三コのやった仕事だけは目にすることはできた。例えば、きこりたちのために谷川にかけられた橋や百姓たちのためにつくられたため池など。そんなある日、三コの姿を見ることができたものがいる。オイダラ村のオンチャと呼ばれる次男坊や三男坊たちだ。彼らは跡取りでないために仕事がない。そんな彼らのために、三コは山に木を植え、きこりの仕事を作ってあげた。ところが、ある日、その山が山火事になる。どんどん燃え広がる山火事。このまま、火が広がれば、秋田の国は火の海になるかもしれない…というその瞬間、三コは山を抱きかかえて火を消そうとしがみついた。村人たちに最後の笑顔と「焼け跡にはまた木を植えろ」という言葉を残して…。
斉藤隆介の民話風の創作絵本。あとがきには次のような言葉が記されています。「八郎は水に入って死に、三コは火にかぶさって死ぬ。しかし、太く貫いて共通点はある。それは、八郎も三コも働く貧しい人々のために命を捧げて死ぬ巨人だということである。しかも、はにかみを知る心優しき巨人だということである。それが、私の、人間の理想像だ」と。「花さき山」で老婆が言った、「いいことをすれば花になる。命を捧げれば山になる」という言葉がよみがえり、山のように大きな命の尊さを深く思う。命を無駄にすることなく、誰かのために生きること。私たちが忘れがちなものがこの絵本には描かれています。
さらに、斉藤さんのあとがきの続きには、次のような滝平さんの仕事への情熱を感じさせる言葉が描かれています。「この十年(1975年当時)、常に私の挿絵を書いてきてくれた滝平さんが、それを(三コ)をすばらしい絵本にしてくれた。前作「八郎」よりさらに一段の進境である。かいてはかき直し、かき直してはかき、私と編集者を二年待たせた。できばえは待ったかいがあった。インスタントばやりの当今、作者も画家も編集者も、こんなもどかしいような手間をかけたことに、私はひそやかな誇りを感じている」
このあとがきが書かれた時から30年以上の時が過ぎ、さらに世の中は効率の良さを求め、時間短縮へと突き進んできています。
気の遠くなる作業を繰り返し、何度もやり直し、納得のいくまで手間をかけられた傑作だからこそ、絵を見ただけで心を打つものがあり、心に深く刻まれるのでしょう。そんな作品を創りあげることのできる作家がこの世から去られたことが、とても悲しく惜しく思います。

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紙の本

心優しき巨人の坐す国

2016/02/13 17:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る

『八郎』と同じく秋田が舞台で巨人が主人公。八郎は海に沈み、三コは山を抱いて死んでいく、貧しくも、日々を懸命に生きる人々のために…。
 斎藤氏の作品は“自己犠牲”を扱っているものが多い気がするが、これはその極めつけではないだろうか。生命を軽んずる事もなく、使命感にとらわれた悲壮さもない。人のために笑って命を捧げる魂の大きさを巨人という形に表しているのではないかと思う。

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紙の本

オンチャ(農家の次男三男たち)の悲哀

2015/07/29 20:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙の巨人三コの絵が、逞しく圧巻。三コは秋田に住む巨人。元は農村のオンチャ(次男三男たち)、秋田の野を駆け抜けるうちに、いつしか大男になったという。

土地も仕事もないオンチャたちのために、三コは海に山を放り投げて木を植え、オイダラ山をつくる。暮らしが立つようになったオンチャたちは大喜び。ところがある日、山火事が起こり、燃え盛るオイダラ山の悲鳴とオンチャたちの嘆きを聞いた三コは、自らを、、、

壮絶な物語。悲劇的な英雄譚に、貧しい農村の不遇のオンチャたちの悲哀をひしひしと感じる。情味豊かな語りと、滝平二郎氏の迫力に満ちた絵が調和して素晴らしい。

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2009/01/24 16:29

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2010/08/26 00:05

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2011/04/11 11:59

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2012/10/30 20:01

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2012/12/02 00:56

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2013/07/23 22:33

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2014/02/17 23:14

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2015/07/06 18:36

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