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- カテゴリ:幼児
- 発売日:1973/05/12
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:31cm/52p
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-8340-0363-9
紙の本
マドレーヌといぬ (世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本)
著者 ルドウィッヒ・ベーメルマンス (作・画),瀬田 貞二 (訳)
【コールデコット賞(1954年)】【「TRC MARC」の商品解説】
マドレーヌといぬ (世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本)
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著者紹介
ルドウィッヒ・ベーメルマンス
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- ルドウィッヒ・ベーメルマンス
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紙の本
マドレーヌたちと一緒におしゃれなパリ散歩へ
2016/09/30 10:34
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投稿者:りりー・かさぶらんか - この投稿者のレビュー一覧を見る
『げんきなマドレーヌ』に続いて、ふたたび小さなパリジェンヌたちとパリの街を散歩できるこのシリーズ。
溺れかけたマドレーヌを助けてから彼女たちと暮らすようになったかしこい犬、ジュヌビエーヌ(これまたお仏蘭西の響きで言いにくい名前!)とのお話。
いなくなったジュヌビエーヌを探して巡るパリの街並みが楽しい。
パリで有名なペール・ラシューズの墓地では著名人の名前を見つけるのを楽しんだり、カフェでお茶を楽しむのを想像したりして出来るのが面白い。
最後はジュヌビエーヌも見つかり、思いもかけない結末が・・・・
めでたし、めでたしでみんなにっこり。
楽しい気持ちになります。
紙の本
最後にびっくり
2016/01/30 23:43
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気シリーズなので一冊買ってみました。
マドレーヌの命を助けた犬を飼うことに。
ミスクラベルがいい先生だなと思いました。
女の子たちにいいかな。
最後にびっくりしました。
紙の本
絵本にこそ美しい日本語
2001/09/22 11:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:morel - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の絵本にありがちな「大きなお世話」やへんな「教訓」がないところが魅力。ざざっとした線描、ちょっとブラックなストーリー、絵本というより「バンド・デシネ」。瀬田貞二先生の「もくずになるみを」なんて日本語にグッときますね。
紙の本
おいしそうな名前の女の子が図らずもガイドしてくれるパリの観光名所。コールデコット賞受賞。
2001/08/03 11:17
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投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスの絵本というと、このマドレーヌのシリーズと<カロリーヌとゆかいな8ひき>のシリーズが浮かんでしまう。でも、カロリーヌは純粋のフランス製だけれど、このマドレーヌは実は違う。作者はオーストリア出身だし、出版は彼がアメリカに移住してからニューヨークで行われている。
作者紹介欄にあった情報によれば、マドレーヌという名前はベーメルンスの奥さんから取られたそうだ。愛する人が憧れているパリを舞台に、同じ名の女の子を活躍させてみたのであろうか。旅をした記念なのだろうか。
この絵本に出てくるパリの名所が、巻末に小さな字で解説されている。サクレ・クール寺院の見えるモンマルトルの通り、移転前のレ・アール(中央市場)、サンジェルマン・デ・プレ前の広場、ペール・ラシェーズ墓地、チュイルリー公園、ポン・ヌフ、フランス学士院など。前後の見返しは、ポン・デ・ザールから眺めるシテ島やノートルダム寺院、コンシェルジュリーなど。
では、それらが盛り込まれているお話はというと…。
寄宿生の学校で暮らしている12人の女の子のひとりがマドレーヌ。ある日、みんなで散歩に出たときに、マドレーヌがすべって川に落ちてしまう。飛び込んで助けてくれたのは、誰あろうか1匹の勇ましい犬。
みんなは、その犬を連れて帰り、ジュヌビエーブという女優のような名前をつける。耳元でささやかれたくなるような名前だ。少女たちとの生活になじんで楽しそうなジュヌビエーブだけれど、学校検査の日に、お堅い評議員たちが詰めかけ、犬などけしからんと追い出してしまう。
でも、ジュヌビエーブが少女たちにとってどんなに大切な存在かを知っている先生(シスター)は、みんなで犬をさがしにいこうと誘う。それで、パリのあちこちが登場するというわけなのだ。
カフェ・ドゥ・マゴの看板やオスカー・ワイルドにバルザックの墓が描かれたりしていて楽しめる。
本文はところどころカラーページだけれど、あとは黄色とスミの2色ページという作り。この2種類のギャップがとても面白く思える。
カラーページはしっとりとした色調で適宜描きこまれているのだけれど、2色のページは、いかにもペンを走らせたという印象で、実に闊達にシンプルに描かれている。どちらにしても、とてもしゃれた感じなのだけれど、1冊の絵本のなかで、こういうタッチの差があるのってユニークだ。
映画にもなった『ポネット』でも、小さな女の子が寄宿学校にいた。良家の子女に限られるのであろうが、日本ではあまりなじみのない設定だけに、2列のベッドで眠ったり、2列に並んで散歩に出かける様子にちょっと憧れを抱いたりする。
紙の本
パリの街並み
2002/07/23 14:40
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投稿者:シーズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人気のマドレーヌは病気をしたりする意外とトラブルメーカーだが、今回は川におぼれてしまって、それを助けたいぬをつれてきてしまう。ミス・クラベルは協力的だしみんななか仲良く過ごしていたのに、よそから来たおとなたちが犬をおっぱらってしまう。でもみんなは力を合わせ犬を取り戻す。
この絵本シリーズはずけずけとうるさいところがまったくない。12にんのおんなのことミス・クラベルが気持ちのいい性格。このおんなのこ達がみんな同じじゃないと気がすまない、というところがこのシリーズの運動性を生んでいる。絵もいい。
紙の本
子どもの頃に読んだ本です
2023/01/22 16:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの頃に読んだえほんを読み直してみました。
マドレーヌたちと一緒に暮らすようになった犬のジュヌビエーブ。
最後のページは思わず笑いが。