おーちゃんのおーけすとら 改版

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投稿者：wildflower　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「ミッフィー（うさこちゃん）」絵本シリーズで有名な
ディック・ブルーナさんの絵本。

こちらにはミッフィーは出てきません。

『おーちゃんのおーけすとら』は
松岡享子さんの訳で、初版は1985年のようです。

翻訳がお上手です。
何度読み返してもそう思います。
原著を知らず、またオランダ語は読めないので
わかりませんが

ブルーナさんはオランダの方なので
例えばほかの作品の中に
でてくる子どもたちの名前は
あーはちゃん、というような
あちらのお国の名前だったりします。
そりゃ、そうだ、と言われそうですが
なじみがない音の、ひとの名前というのは
どうしても
「ん？」　と、ちょっと止まってしまう。

それを思うと
この作品では
オーケストラの「おー」ちゃん
フルートの「るー」ちゃん
リコーダーの「りこ」ちゃん
バイオリンの「ばーび」ちゃん
……

そんな感じで
とってもわかりやすい感じです。

松岡さんが、ちいちゃな日本のこどもたちに
すんなりわかりやすいように
考え抜いてくださったんじゃないかしらと
そんなことを思うのです。
（原著がそうだったり、するのかもしれませんが）

慣れていないものは
にほんごで連想しやすいおとで
だんだん「外国のおと」に慣れてくると
原著になるべく近いおとで
……そういう流れがあるのでしょうか。

たとえば
ブルーナさんの絵本で言えば
「うさこちゃん」が「ミッフィー」になりました。
そのミッフィーの学校のおともだちも
そのまんまオランダ風で書かれていますが

翻訳されたはじめのころは
日本語で、どうやったらぴんとくるかしらと
もっともっと練られたことばが
多かった気がします。

そして
そんなことに気を取られながら
読み聞かせをしていくんですが
これがまた
ちゃぁんと、オーケストラの説明にもなっているんですね。
最後に１１人の演奏が始まります。

ちかごろ、シンバルとかタンバリンとか
楽器に興味を持ち始めた　娘といっしょに
楽器たちの音色をまねて、読んでいます。

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投稿者：ほにゃ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オーケストラのがっきがたくさん出てくるだけでなく、かわいい絵とともに詳しい説明もしてくれるので大人も勉強になります。どんな音か2才の娘も興味津々なので、ある程度読んだら現物はむずかしくともCDなどで実際の音をきかせてみたいなと思います。

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投稿者：ルリノツキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オーケストラや楽器がどういったものかの説明がなされている絵本です
名前が楽器の名前とリンクしているので覚えやすいですね
小さなころから楽器を始めるご家庭には特にお薦めです

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投稿者：ウッドチャック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おーちゃんと、おーけすとら。
楽しい音楽が聞こえてきそうな作品で、子供と一緒に楽しく読みました。
うさこちゃんシリーズも好きですが、うさこちゃんが登場しないブルーナの作品も大好きです。