しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん （福音館の幼児絵本）

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漫画家、高野文子さんの絵本ですよ。自然と微笑んでしまいますよ。完成されたとぼけ絵は相変わらずすばらしいです。

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寝る時に感謝すべき掛布団、敷布団、枕についての絵本。
それぞれがどんな仕事をしているのかがファンタジー的に解説されている。
子供に読み聞かせしつつ、ほのぼのするそんな感じの作品。

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本日の読み聞かせ。
毎日寝るお布団が、こんなに頼もしいとはしらなんだ。
これからも、よろしくお願いいたしますね。

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こどものともで出た時におすすめされた絵本だったが、単行本になってようやく手にすることができた。
漫画家だという高野さんのシンプルなゆるい線で描かれたほのぼのおやすみなさい絵本。
おたのみされた敷き布団さん、掛け布団さん、枕さんが、こんなに安眠を守ってくれてるんだぁと想像すると幸せ。
ずぼらな私も、気持ち良く朝を迎えられたらお礼をいって、きちんと畳みたくなるかも。

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ほんとに小さい子向きの絵本。シンプルな絵と文でこれだけの世界を作る力はすばらしい！主人公の男の子がなんともいえずかわいらしく、こどもの頭の中をうまく表現していてたのしい。こどもの頃のおふとんの世界がよみがえります。高野文子さんの初めての絵本だそうです。

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「ドミトリーともきんす」があんまり良かったので、勢いで、初の絵本というこれも注文。うーん、やっぱりいいわあ。もうね、線と色を見ているだけでココロがほどけていきます。

「しきぶとんさん　しきぶとんさん　あさまで　ひとつ　おたのみします」
「まかせろ　まかせろ　おれにまかせろ」

子どもたちが小さい頃に読んでやっていたら、さぞ喜んだだろうなあ、お布団に入るのが楽しくなっただろうなあと、ふくふく考えているうちに、なんだかジーンとしてきた。

ちょっと大きな声では言いにくいけど、オトナだってこんな風に言って欲しい気分のときがあるよなあ。いや大人だからこそ、というべきか。今晩から一人で呪文のように唱えることにしようかな。
「まかせろ　まかせろ　おれにまかせろ」

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広い意味で「おやすみなさい」の絵本。
大人になると布団でゆっくり眠ることこそこの世の極楽だけれど、暗くなって寝る、というのは実はこどもにとってはちょっとこわいことであったり心配な時間であったりもするんだな、と改めて思い出させる。
そんなこどもの気持ちをどーんとひきうける頼もしき寝具一式。こどもの不安をひとつひとつ受け止めて「まかせろまかせろおれにまかせろ」と言ってくれることで、こどもは安心して眠りにつける。
一日の疲れを癒やし明日へのエネルギーを蓄える大切な眠りの時間。心配しないでよくおやすみ、あったかいふとんにくるまって、いい夢見て朝までぐっすりおやすみ、という祈りを体現したような作品。

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Thema ふとん 擬人化 おねしょ リズムがいい

これはなかなか面白い！大人は、絵本としての新鮮さを感じるし、子どもはきっと共感を持てる。
絵もシンプルながら工夫されていて、見ていて楽しい。
文章も、かしこまった感じが聞いていて引き込まれる。
うん、この絵本はなかなか面白い！