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商品説明
今日は、おとうさんがまゆちゃんに絵本を読んでくれると約束した日。でも、おとうさんからお仕事で帰りが遅くなる、と電話がありました。おとうさんは、いまどこにいるのかな? まゆちゃんの想像はどんどんふくらんでいき…。【「TRC MARC」の商品解説】
絵本を読んでくれると約束したお父さんが、まゆちゃんが寝る時間になっても帰ってきません。お父さんは、何してるのかな。きっと今仕事が終わったんだ… とまゆちゃんの想像がふくらんでいきます。かっぱのガタロウに追いかけられたら、お父さんはどうするだろう。傘を開いて、舞い上がれるから大丈夫。想像はどんどんふくらみます。最後には想像と現実がぴったり合って、嬉しいお父さんの帰宅。約束通り絵本を読んでもらいます。【商品解説】
著者紹介
湯本香樹実
- 略歴
- 〈湯本香樹実〉1959年東京都生まれ。東京音楽大学卒業。作品に「夏の庭」「ポプラの秋」「岸辺の旅」など。
〈ささめやゆき〉1943年東京生まれ。「ガドルフの百合」で小学館絵画賞受賞。他の作品に「くうき」など。
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紙の本
おとうさん、残業しないで帰りましょう
2016/12/23 08:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本の作者湯本香樹実(かずみ)さんといえば、『夏の庭』や『岸辺の旅』といった作品で有名な小説家です。
絵本好きな人なら酒井駒子さんとの絶妙なコンビで著した『くまとやまねこ』を思い出す人も多いと思います。
そんな湯本さんが独特なタッチの絵を描くささめやゆきさんとのコンビで出したのが、この絵本です。
このお二人でどんな絵本になったのでしょう。
おとうさんが絵本を読んでくれる約束だった夜、おとうさんは仕事で遅くなると連絡が入ります。
まゆちゃんは約束したのにと、不満げで、なかなか眠れません。
暗くなった外をみつめながら、「おとうさんは、いま」何をしてるだろうと考えています。
その頃、おとうさんはお仕事が終わって帰宅途中。
ところが、川沿いの道でカッパのガタロウに襲われてしまいます。
これって本当のこと?
それとも、まゆちゃんの夢のなか?
危機一髪でガタロウから逃げきったおとうさんは一目散に家に駆けています。
扉を開けると、まゆちゃんはまだ起きて待っています。
でも、まゆちゃんはどうしておとうさんが帰ってくるのがわかったのでしょう?
もしかして、ガタロウに追いかけられたことも空を飛んで逃げたことも、みんなみんなまゆちゃんはわかっていたのでしょうか。
湯本さんの豊かな世界にささめゆきさんの絵がどんぴしゃりと合っています。
だから、おとうさんがガタロウに追いかけれても空を飛んでも、みんなみんな本当にあったことのように思えます。
紙の本
おとうさん
2019/04/23 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
おとうさんは今なにしてるかな?と考えて、かえってくるまで待ってしまう子供。
おとうさんのことが大好きなんだなぁと感じる絵本でした。
これを読んだ後、ぱぱを待つ!と言って聞かなかったので、夜の読み聞かせには要注意かもしれません。