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商品説明
アニメ論・映画論・音楽論・メディア論、そして、さりげない人生論…。スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫が贈る“生きかたガイド”。同名ラジオ番組の書籍化。3は、尾田栄一郎、山口智子といったゲストを迎える。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
忘れまじ、任俠のこころ | 尾田栄一郎 述 | 7−42 |
---|---|---|
ふたりで歌えば | 矢野顕子 述 | 43−65 |
追想・ルパン三世 | 大塚康生 述 | 67−101 |
著者紹介
鈴木 敏夫
- 略歴
- 〈鈴木敏夫〉1948年愛知県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。TOKYO FM「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のメインパーソナリティーを務める。株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。
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紙の本
きたやまおさむとの話が面白い
2015/08/02 19:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
FM番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』を単行本化したものの第3巻。
放送された順序ではないが、尾田栄一郎、矢野顕子と森山良子、大塚康生、細田守、山口智子、久石譲、きたやまおさむ、滝本美織、三池崇史との対談が収められている。前巻に続いて、何となくジブリがらみの人が多いような気がする。何でもない対談番組を装ってはいるけれど、そこはジブリのプロデューサー。ジブリの映画が公開されるような時にはちゃんと関係者を呼んで、宣伝をしているということなんだろう。まあ、「ジブリ汗まみれ」なのだから、汗まみれなところを見せてくれているとでも言えるのだろうか。
そんな第3巻の中で個人的に面白かったのは、きたやまおさむの回だ。鈴木敏夫もきたやまおさむのファンらしい。この世代の人たちにとっては、きたやまおさむというかフォーク・クルセダーズはカリスマと言えるような存在なんだなあということがわかった。
そのきたやまおさむの話もまた、面白かった。それは決して音楽関係者とか芸能人という立場でなく、精神科医・精神分析家としての考えが披露されていているのだ。そこで語られている、世の中に「裏」がなくなってきたというのは、いちいちうなずいてしまったのだ。
この単行本化では、FM番組ではなくてポッドキャスト版をベースにしているということで、対談のかなりの部分が収められているようだが、対談者によってはもっと話をしているのではないかと思えてしまう。もっと長く話しているのなら、もっと面白い話が聞けたのではないかと思えるのだが、どうだろうか。