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商品説明
「日本国憲法の下では基本的人権保障主義が刑法の基本原則になる」を論証し、「刑法の解釈は条文の文言の日常用語的語義を重視してなされなければならない」という解釈方法を導出。またそれによって刑法典の諸規定を解釈する。【「TRC MARC」の商品解説】
〈日本国憲法の下では、刑罰によって人権が不当に侵害されないようにする基本的人権保障原則が刑法の基本原則になる〉ということを論証し、そこから、〈刑法の解釈は条文の文言の日常用語的語義を重視してなされなければならない〉という解釈方法を導き、このような方法により、刑法典の諸規定の解釈を行うとどのようなものになるかを明らかにする。これを刑法典全体にわたって展開。法解釈は条文に始まり条文に終わるものであって、内外の学説はもとより判例さえも参考意見に過ぎない。【商品解説】
目次
- 第1編 序論
- 第1章 課題の設定
- 第2章 刑法の基本原則
- 第3章 刑法の解釈
- 第2編 刑法典の解釈
- 第1章 解釈の順序
- 第2章 1編(総則)の諸規定の解釈(第1節 適用範囲に関する諸規定の解釈/第2節 未遂・既遂に関する諸規定の解釈/第3節 共犯に関する諸規定の解釈/第4節 違法性阻却事由に関する諸規定の解釈/第5節 有責性阻却事由に関する諸規定の解釈/第6節 科刑に関する諸規定の解釈/第7節 刑及びその執行に関する諸規定の解釈)
- 第3章 2編(罪)の諸規定の解釈(第1節 2章-4章の諸規定の解釈/第2節 5章-7章の諸規定の解釈/第3節 8章-11章の諸規定の解釈/第4節 12章、13章の諸規定の解釈/第5節 14章、15章の諸規定の解釈/第6節 16章-19章の2の諸規定の解釈/第7節 20章、21章の諸規定の解釈/第8節 22章-24章の諸規定の解釈/第9節 25章の諸規定の解釈/第10節 26章-30章の諸規定の解釈/第11節 31章-33章の諸規定の解釈/第12節 34章、35章の諸規定の解釈/第13節 36章-40章の諸規定の解釈
著者紹介
設楽 裕文
- 略歴
- 日本大学法学部教授。主著に『刑法の目的と解釈』(八千代出版)、『刑法』(学陽書房)ほか編著、共編著等も多数
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