教育行政学 子ども・若者の未来を拓く 第３版

今日の学校教育がどのような教育行政のしくみや教育制度によってつくられているのか、その意義はどのようなものであり、今日、いかなる課題を抱えているのか。主要な制度やテーマ・領域ごとに明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

国・地方自治体の財政難や家庭と地域社会の不安定化などもあって、学校教育と子ども・若者の育ちは大きな困難に直面していないだろうか。そうした学校と子ども・若者を支えるためには、適切な教育制度が設計され、効果的な教育行政が遂行される必要がある。教育行政・制度をしっかり理解してもらうために、その形成過程と制度理念、その変化と課題も丁寧に紹介し解説、時代の変化を踏まえ、学校教育を中心に幅広く制度やテーマ・領域を取り上げる。これらの意義と課題を共に考えることで学校教育の充実につなげる。

【目次】
第１部　憲法・教育基本法と教育行財政制度　
第１章　憲法と教育基本法
第２章　文部科学省と教育政策形成
第３章　教育委員会制度
第４章　教育財政と教職員配置
第５章　教育課程
第２部　公教育制度と学校・教員　
第６章　教育を受ける権利と公教育制度
第７章　学校組織と学校経営
第８章　教職員制度と教員の仕事
第９章　学校を支える教職員・施設と専門職協働
第３部　子ども・若者支援と権利保障　
第10章　子どもの権利条約と学校の課題
第11章　子どもの成長・発達を支える行政
第12章　進路を拓く若者支援と学校の取り組み
資料・年表【商品解説】