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商品説明
【トーチ漫画賞大賞(第1回)】【「TRC MARC」の商品解説】
【第1回 トーチ漫画賞】大賞作品。
平成30年の愛知県、26歳の牛乳配達員。
戻りたくないけど懐かしい日々の記録。
自分とは全く違う生活をマンガで追体験してみませんか?
「漫画みたいなことがあって面白かったので漫画にしました」
というツイートから始まった牛乳配達員のエッセイ調マンガ作品。
200ページを超える作品が【第1回 トーチ漫画賞】に投稿されて、
見事に大賞作品に輝いた本作が満を持して出版。
とある配達員の仕事内容、できごと、心情、同僚たちとのエピソード…
それらが作者の可笑しくも優しい「まなざし」で見事に切り取られ、
牛乳配達の仕事をしている作者の経験が真に迫ります。
『第1回 トーチ漫画賞』選評より
読むにつれてどんどんキャラが立ってきて好きになってくる。
牛乳配達の営業に対して大変だろうなーという想像をしつつ、
人々との触れ合いやその日あったできごとを描いた
エッセイ特有の面白さでクスクス笑いながら最後まで楽しく読めます。
この作品を推したいという思いで選考会に臨んだくらい、
私はこの作品が好きです。
ーーーRENA(『雷神とリーマン』『本橋兄弟』)
優しい話を優しく読ませられる絵。
気分と風景を絡めた描き方が上手くて、
漫画ならではの表現が美しい。
新しいエッセイ漫画の良いモデルのような感じ。
美しい瞬間の乱れ打ちです。
清潔な視点に地方感も相まって、
ヒット作の予感や作品としての強さがありますし、
大賞にふさわしいものだと思いました。
ーーー山田参助(『あれよ星屑』)【商品解説】
「生きる」って「美しい」。読後そんな気持ちになる、とある地方の牛乳配達員の業務日誌のような記録。第1回トーチ漫画賞の大賞作。【本の内容】
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紙の本
やさしい目で描く、日常
2022/08/27 23:23
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投稿者:masuky - この投稿者のレビュー一覧を見る
外回り、配達の仕事で営業車を走らせているときに、横断歩道で人が渡っていたとする。急いでいたらそれだけでイライラするかもしれない。ましてや、横断歩道を子供たちがそれはもうゆっくりと、右左右を確認してわたっていたら、どう思うか…
本書の主役である作者さんはそんな子供たちを見て、「ああ、いつまでも見ていられるな」と思うのです。
みーぎ、ひだり、みーぎ、と次々に渡る子供たちを見て…
とまあ、タイトル通り牛乳配達の仕事をしている作者さんの日常を描いた作品なのですが、とにかく日常を見つめる目がビックリするくらい優しい。上記のエピソードが示すように。
また、優しいだけじゃなく、なんというか労働者の日常の辛さ的なものなども、匂いまで伝わるような生っぽい絵で描かれていて、なんというか、良いです。
とにかく、この方の目に映る景色をもっと見たい、そう思う1冊でした。