「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
隆起する晩夏 そのとき蜥蜴のきみは既視感を覚えるだろう 日本の川はきみのしっぽを揺らせ遡上し始める(「いちばん遠い場所」より) 表題作をはじめ、2011年からの10年あまりの作品を、全21篇収めた詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
最近の10年余りの作品21編を収める。作品の多くで川が流れ、川の流れに時の流れ、人生の折々、喪失と再生の物語が投影される。なつかしさと切なさを感じさせる詩集。
(前略)//川にやさしい風が降りてきた/まるで命を終えかけた人の最後の息のように/きみはきみの唇をぬぐう/あらゆることの多義性に声がかすれそうだ(「いちばん遠い場所」最終節)【商品解説】
目次
- 1-1.ブルースカイ・ブルー blue skies blue
- 1-2.芋は九月の闇の夜に太る
- 1-3.川遊び
- 1-4.なぜ旅へ出なかったのか
- 1-5.ストロー・ドッグズ
- 1-6.いちばん遠い場所
- 2-1.雨の降る庭
- 2-2.中村さんのいる風景
- 2-3.最後の夏休み
著者紹介
北沢 十一
- 略歴
- 1955年 松山市生まれ 松山市在住
高校時代に現代詩と出会い、田村隆一、堀川正美、吉岡実らから影響を受ける。
早稲田大学教育学部国語国文学科入学 同校同学科卒
1980年から2016年まで愛媛県内で公立中学、愛媛県生涯学習センターに勤務。2016年か ら2021年私立高校に勤務。
「早稲田大学詩人」を経た後は、現在に至るまで所属団体、所属詩誌はなし。
個人詩誌「地上」を1990年から35号まで発行。(現在休刊中だが、復刊準備中。)
1992年 第1詩集「助走」(雀社)
2004年 第2詩集「奇妙な仕事を終えた夕暮れに」(創風社出版)
カヤック、登山、犬との散歩、翻訳が趣味。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む