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商品説明
複雑にして難解と言われる倉橋健一の詩に関心を持ち、こつこつと読後感を書き溜めてきた。「梁になって」「陽気なキャパ」「静かな家」「日暮れ時の不安」など、25篇を取り上げ、独自な読みを展開する。【「TRC MARC」の商品解説】
詩は書くのもさることながら、詩を読み、それを文にするのはもっと難しい。著者は複雑にして難解といわれる倉橋健一の一篇の詩に執着し、独自な読みを展開。とうとう25篇の詩について一冊のエッセイ集としてまとめ上げた。前例を見ない画期的なことである。【商品解説】
目次
- 「梁になって」———徐々に軽くなりはしない
- 「陽気なキャパ」———報道写真が伝えるもの
- 「一本のマッチ」———回避しきれなかった暗黒の淵
- 「おばばの美しい話」———こうして物語ははじまるのだった
- 「失せる故郷」———やがてことばに連れられ記憶を辿る
- 「胎内遊泳」———樹冠に揺られ温かく再生する
- 「よみがえる灯」———点滅の呼吸を道標として
- 「わが災事記」———対攻防戦は一字漏らさず押し葉にして ほか
著者紹介
牧田 榮子
- 略歴
- 著書:詩集『茉莉花』(1999年 澪標)
詩集『春雷』(2005年 澪標)
『手作りパペット&八つの小さいお話}(2013年 澪標)
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