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商品説明
イスラームの世界観を背景に激動する国際政治を俯瞰するための基本的視座を提供し、井筒俊彦が切り拓いた東洋哲学としてのイスラーム理解に新たな一歩を進める。【「TRC MARC」の商品解説】
文明的背景を異にする日本で、イスラーム世界を根幹から理解するために。
著者は伝統イスラーム法学を脱構築し現代に甦らせる表現形態を探ると共に、どこまでそれを伝えることが可能であるか?を一貫して考え抜いてきた。
本書は、イスラームの世界観を背景に激動する国際政治を俯瞰するための基本的視座を提供し、井筒俊彦が切り拓いた東洋哲学としてのイスラーム理解に新たな一歩を進める。
「少年老い易く学成り難し。イスラーム研究を志して40年近くが経った。当時、出版されているイスラーム学の古典の数は限られて おり、日本の大学や図書館には基本文献さえも揃っていなかった。 (中略)昔を想うと、日本のイスラームの研究環境は、隔世の感がある。 しかし日本のイスラーム学はそれに見合う発展を遂げているとは言い難い。確かにイスラーム研究者の数、研究論文の本数は増えている。しかし私見によると、質はむしろ低下しており、国際的に比較すると相対的な立ち遅れはより明瞭になる……」【商品解説】
目次
- 総論 タウヒードとカリフ制
- 序 イスラーム研究方法論
- 1節.イスラーム研究のパラダイム転換−オリエンタリズムから一神教学際研究へ
- 2節.宗教学とイスラーム研究−規範的アプローチの構築のための準備作業
- 第1章 言語論
- 3節.規範と存在−イブン・タイミーヤ神学の言語的基礎
- 4節.ハディース遵法者の論理−イブン・タイミーヤの転義批判
- 5節.イブン・タイミーヤの釈義論
- 第2章 救済論
- 6節.末法の法学−ジュワイニーの法滅論
著者紹介
中田 考
- 略歴
- 〈中田考〉1960年岡山県生まれ。東京大学人文科学研究科宗教学・宗教史学修士課程修了。イスラーム学者。同志社大学一神教学際研究センター客員フェロー。著書に「イスラーム法とは何か?」など。
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