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商品説明
【読売文学賞随筆・紀行賞(第59回)】「蘇民将来」という神は、いったいどんな神だったのか。そして、彼と対になって語れる牛頭天王とは、どんな由緒と由来を持つ神なのか。その姿を原形的なところに立ち戻って明らかにし、日本人の魂の源泉を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
「疫病退散」の霊験ゆえに今も各地に伝わる民間信仰=蘇民将来の子孫とは。
近代天皇制下に圧殺された牛頭天王の由来をたどり日本人の魂の源泉を探る。
第59回「読売文学賞受賞」の秀作を新訂増補!【商品解説】
著者紹介
川村 湊
- 略歴
- 〈川村湊〉1951年北海道生まれ。元法政大学国際文化学部教授。文芸評論家。著書に「異郷の昭和文学」「満洲崩壊」「ソウル都市物語」など。
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紙の本
祇園祭と牛頭天王の由来を辿る
2021/09/09 20:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:B767-300 - この投稿者のレビュー一覧を見る
蘇民将来子孫のお札を貼る民間信仰の由来についての解説書。図版や写真を掲載して非常に詳細な内容となっている。読み応えのある1冊。
紙の本
ちょっとふわっとしてる。
2023/08/15 16:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとふわっとしてる。音の繋がりとかで結びつけていくのは独断なのではないかって疑念が拭えない。
膨大な資料を読み込んで自説を開陳していくのだが、いまひとつドライブ感がないというか、置いてかれるというか。
川村は、「クー・リトル・リトル神話」って表記を用いる。
『ク・リトル・リトル神話体系』ってシリーズがでているが、版元とタイアップ記事を載せた雑誌『ムー』などを別にすれば、ほぼ用いられない表記。元々、ク・リトル・リトルと読むこと自体困難なんで、なおのこと。なぜクーなのか。
どうしても長編エッセイって感じがして、歴史や民俗学の本としては散漫な印象がある、しかしながら、色々と調べていて、こちらが知らない隙間を埋めるようなところもあり。
中世の神話的世界、道教的宇宙観とも相通じるようなそれは、その他の関連書物を巡っていくと、また違った感じがするのではないか。