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商品説明
中世前半から織豊期・近世初期の古文書学の動向を見通すことのできる入門書的論文集。武士階層とのかかわりを意識しながら、書状様式をめぐる論点の整理と事例分析を行った論考をはじめ、全13編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
書は戦国期古文書学の論文集だが、中世前期古文書学の論文も、織田信長・豊臣秀吉期の古文書学の論文も収め、中世前半から織豊期・近世初期の古文書学の動向を見通すものとしている。歴史学の基礎の一つである史料論(文書論)が変われば、個々の歴史像を変えていかねばならない。そのために各地域の文書を具体例によって示しながら文書論として検討したのが本書である。戦国期の九州から東北までの各地域、そして織豊期の歴史像に変更を迫る本書の成果は、各地の文書を検討して新たな歴史像を描く手がかりとなる。【商品解説】
目次
- 序章 中世前期における書状のコミュニケーション論的考察…高橋一樹(武蔵大学)
- 第1部 判物・奉書と権力
- 判物と折紙……………………………………………………小谷利明(八尾市立歴史民俗資料館)
- 『大乗院寺社雑事記』に記された奉書に関する一考察…田中慶治(葛城市歴史博物館)
- 戦国期東国における奉書式印判状の成立…………………森田真一(群馬県立歴史博物館)
- 戦国期北陸における権力構造と判物………………………矢田俊文
- 戦国期大友氏勢力圏における判物発給をめぐって………村井良介(岡山大学大学院)
- 織田信長印判状論……………………………………………播磨良紀(中京大学)
収録作品一覧
序章 中世前期における書状のコミュニケーション論的考察 | 高橋一樹 著 | 9−35 |
---|---|---|
判物と折紙 | 小谷利明 著 | 39−64 |
『大乗院寺社雑事記』に記された奉書に関する一考察 | 田中慶治 著 | 65−90 |
著者紹介
矢田 俊文
- 略歴
- 〈矢田俊文〉1954年鳥取県生まれ。大阪市立大学後期博士課程単位取得満期退学。同大学博士(文学)。新潟大学名誉教授。著書に「地震と中世の流通」「中世の巨大地震」など。
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