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商品説明
児童養護施設で一時期を過ごし、大学を出て就職するも、キャバクラ界に転身。大阪・釜ケ崎に流れ着き…。横浜生まれの不良少年が、波乱の人生遍歴を赤裸々に描く。自身が発行する『新井新聞』連載をベースに加筆して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
横浜生まれの不良少年が大阪・釜ヶ崎に流れ着くまでの波乱の人生を
赤裸々に描く。
児童養護施設・日本水上学園での生活、タバコ、シンナー、窃盗。日
本社会事業大学を出て身体障害者授産施設へ就職した後、キャバクラ
業界に転身。アルコール依存、サラ金の多重債務、自己破産、結核。
会社の金を持ち逃げして釜ヶ崎へ。逮捕されるも、起訴猶予で釈放。
以後釜ヶ崎に根付き、居酒屋を営みながら、地域の社会運動に関わる。
宮本(通称・新井)信芳の人生遍歴は昭和から平成の、一つの社会・世
相史でもある。【商品解説】
目次
- 日本水上学園・非行少年編―チェ・ゲバラとの出会い
- 一九六八年~一九七九年 六才~十七才
- 飯場の坊ちゃん/母の結核と十円ハゲ/日本水上学園/猿小屋とジュン君
- /ボール、フォアボール/タバコの練習/港中学モザイク事情/水上学園
- 窃盗団/出場辞退する/コックリさん/クリキン先生/バッチコーイ!/
- F君へのイジメ/船の家/アンパン小僧/市営住宅の青畳/体操部を選ん
- だものの/軟式野球部結成/父の死と母の錯乱/チェ・ゲバラとの出会い
- /暗転/偏差値は浪人必至
- 学生運動・福祉労働編―チェ・ゲバラとの蜜月
著者紹介
宮本 信芳
- 略歴
- 1962年横浜で土建屋宮本組の三男として生まれる。宮本組の倒産、両親の結核
での入院により、小学五年から中学二年までを児童養護施設・日本水上学園で
過ごす。退園後、高校二年の停学処分中に三好徹著「チェ・ゲバラ伝」を読み
感銘を受け、目覚める。1980年、日本社会事業大学・社会福祉学部に入学。男
子寮廃寮反対闘争ののち、学生自治会委員長を務める。卒業後、身体障害者授
産施設・東京コロニーに就職。四年で退職し、以降をキャバクラ業界で過ごす。
アルコール依存、サラ金多重債務による自己破産等を経て2005年、キャバクラ
会社の金を持ち逃げ。半年後には金を使い果たし大阪・釜ヶ崎に流れ着く。立
ち飲み屋台で再起をはかるも2010年に逮捕。示談成立で不起訴処分となり釜ヶ
崎に戻る。2011年の3.11の福島原発事故を契機に、「新井新聞」の発行・社会
的活動を再開。2015年に居酒屋グランマ号をオープン。現在に至る。
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