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商品説明
表題作「ヴィヨンの妻」や「女生徒」をはじめ女性を主人公とした作品のほか、死の直前に書いた最後の作品で主人公は太宰本人だといわれている「桜桃」など全5篇を大活字、読み仮名付きで収録。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ第4巻「ヴィヨンの妻」は、表題作のほか、「女生徒」「桜桃」「皮膚と心」「きりぎりす」の5篇を収載している。太宰治は、「人間失格」だけが名作ではない。女性を主人公とした作品も数多く、「女語り」の作家だといわれている。また短編の「桜桃」は、太宰が死の直前に書いた最後の作品で、主人公の「私」は太宰といわれている。【商品解説】
目次
- ヴィヨンの妻
- 女生徒
- 桜桃
- 皮膚と心
- きりぎりす
収録作品一覧
ヴィヨンの妻 | 1−85 | |
---|---|---|
女生徒 | 87−201 | |
桜桃 | 203−225 |
著者紹介
太宰 治
- 略歴
- 1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
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